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はな【花(華)】🔗🔉

はな【花(華)】 一定の期間、植物の茎や枝の先に形成され、つぼみの状態から開いて実を結ぶものの総称。よい香りと美しい色彩をもつものが多く、観賞・装飾用に栽培されるものもある。植物学的には種子植物の生殖器官で、雄しべ・雌しべ・花冠・萼がくからなる。 「━が咲く[散る]」 ◇見かけを花に見立てて、「波の━」「氷の━」などとも使う。 桜の花。 「━見・━吹雪」 ◇春の花を代表することから。 はなやかで美しいもの。また、きらびやかで人目を引くもの。 「社交界の━」 「火事と喧嘩けんかは江戸の」 「のある芸」 「と散る」 ◇「━の…」の形で、連体修飾としても使う。「━の都」「━の顔かんばせはなやかなものの意では「華」も好まれるが、用法は慣用的で狭い。 最もよい時期。もっとも盛んな時期。 「若いうちが━だ」 芸人などに与える祝儀。また、芸者などの揚げ代。 「━代」 《多く「お━」の形で》生け花。華道。 「お━の師匠」 花札。 関連語 大分類‖植物‖しょくぶつ 中分類‖‖はな

明鏡国語辞典 ページ 4999 での花(華)単語。