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はる【春】🔗🔉

はる【春】 四季の一つ。冬と夏の間の季節で、陽暦では三月から五月まで、陰暦では一月から三月まで。次第に夜が短く、昼が長くなるとともに、暖かくなって草木が繁り始める。暦の上では立春から立夏の前日まで、天文学では春分から夏至までをいう。 正月。新年。 「初━」 ◇旧暦ではほぼ立春と重なるところから。 活気があって、勢いの盛んな時期。 「人生[わが世]の━」 思春期。青春期。また、思春期の性的な欲情。 「━のめざめ」 関連語 大分類‖季節‖きせつ 中分類‖‖はる 「春」のイメージと表現 暖かく穏やかな季節。(春眠暁を覚えず・のどかな春の日差し・春の小川はさらさら流れる) 大地は目ざめ、草木は芽ぐみ、花咲き鳥鳴いて、心は浮き立つ。(大地[生きとし生けるもの]が冬の眠りから目を覚ます・春爛漫らんまん・桜前線・花見の宴) 新しい年度・シーズンの始まり。(卒業式・入学[入社]式・新入生・フレッシュマン・引っ越し・転勤) 思春期・青春の象徴。また、盛時の象徴。(春のめざめ・希望に満ちた青春・わが世の春を謳歌おうかする) 売買の対象となる性行為(春をひさぐ[売る]・売春・買春ばいしゅんかいしゅん)  *陰陽五行説は、方角では「東」に、色では「青」に見立てる(青春・春宮とうぐう)。

明鏡国語辞典 ページ 5061 での単語。