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あずま【東(吾妻・嬬)】アヅマ🔗🔉

あずま【東(吾妻・嬬)】アヅマ 昔、京都から見て東の諸国。東国とうごく。あずまの国。 「━に下る」 ◇おうさかの関以東、遠江とおとうみ以東、箱根山以東など、時代によってその範囲は異なるが、おおむね現在の関東地方をいう。

あずま‐うた【東歌】アヅマ━🔗🔉

あずま‐うた【東歌】アヅマ━ 上代、東国地方の人々の歌。方言で詠まれたものが『万葉集』に残る。

あずま‐えびす【夷】アヅマ━🔗🔉

あずま‐えびす【夷】アヅマ━ 昔、京都の人が粗野・無骨な東国の武士をあざけっていった語。

あずま‐おとこ【東男】アヅマヲトコ🔗🔉

あずま‐おとこ【東男】アヅマヲトコ 昔、東国の男性。

東男に京女きょうおんな🔗🔉

東男に京女きょうおんな 男女の取り合わせとしては、たくましくて気っ風のよい江戸の男と、洗練されていて優しい京都の女性がよい。

あずま‐くだり【東下り】アヅマ━🔗🔉

あずま‐くだり【東下り】アヅマ━ 昔、京都から東国へ行ったこと。特に、鎌倉・江戸へ行ったこと。海道下り。

あずま‐げた【東下駄・吾妻下駄】アヅマ━🔗🔉

あずま‐げた【東下駄・吾妻下駄】アヅマ━ 台に畳表をはった女性用の下駄。爪革つまかわをつけて雨の日にも使う。

あずま‐コート【東コート・吾妻コート】アヅマ━🔗🔉

あずま‐コート【東コート・吾妻コート】アヅマ━ 女性が和服の上にはおる丈の長いコート。明治中期、東京から流行した。

あずま‐や【東屋・阿舎アヅマ━🔗🔉

あずま‐や【東屋・阿舎アヅマ━ 軒を四方へふきおろした、壁のない建物。庭園などの休憩所に使う。亭ちん。 ◇東国風の家の意という。

アスリート[athlete]🔗🔉

アスリート[athlete] 運動選手。特に、陸上競技の選手。

アスレチック[athletic]🔗🔉

アスレチック[athletic] 運動(競技)。アスレティック。 「━クラブ」 「フィールド━」

あせ【汗】🔗🔉

あせ【汗】 暑いとき、運動・労働をしたとき、恥ずかしい思いをしたときなどに、皮膚の汗腺かんせんから出る分泌液。体温を下げる働きがある。塩分・アンモニアなどを含む。 「━をかく」 「玉の━(=大粒の汗)を滴らせる」 「血と━の結晶(=労働・努力の産物)」 物の表面についた水滴。 「窓ガラスが━をかいている」 「汗」のイメージと表現 暑さの象徴。(じっとしている[歩いた]だけで汗が出る・汗ばむ季節) 労働・努力の象徴。(血と汗の結晶・汗水たらして[汗みずくになって/汗にまみれて/汗だくになって/汗みどろになって/額に汗して]働く) 興奮・緊張・心配・羞恥しゅうち心・苦痛などの象徴。(手に汗を握る熱戦・冷や汗をかく・冷汗れいかん三斗の思い・激痛に脂汗をにじませる) 運動(による適度な疲労感)のもたらす快適さの象徴。(一汗かく・一汗流す)

明鏡国語辞典 ページ 112