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かたり‐ぐさ【語り種・語り草】🔗🔉

かたり‐ぐさ【語り種・語り草】 話のたね。話題。 「のちのちまでの━となる」

かたり‐くち【語り口】🔗🔉

かたり‐くち【語り口】 語る人の口調。 「淡々とした━」 落語・講談・浄瑠璃じょうるりなど、語り物を演じるときの口調や態度。 「絶妙な━」

かたり‐つ・ぐ【語り継ぐ】🔗🔉

かたり‐つ・ぐ【語り継ぐ】 他五次々に語って次世代に伝えていく。 「古くから━・がれてきた民話」

かたり‐て【語り手】🔗🔉

かたり‐て【語り手】 話をする人。話し手。 映画・演劇・放送などで、筋や場面の説明をする人。ナレーター。

かたり‐べ【語り部】🔗🔉

かたり‐べ【語り部】 上代、朝廷に仕えて、神話・伝説などを後世に語り伝えることを職とした氏族。 ◇ある事柄を語り伝える人の意でも使う。「━となって次代に戦争体験を伝える」

かたり‐もの【語り物】🔗🔉

かたり‐もの【語り物】 叙事的な物語を、詞章に抑揚や節をつけ、楽器に合わせて語るもの。平家琵琶びわ・浄瑠璃じょうるり・浪曲など。→謡物うたいもの

かた・る【語る】🔗🔉

かた・る【語る】 他五 ある出来事や体験・感想などを相手に話す。特に、あるまとまった内容を表すものとして話す。 「新社長は就任の感想を『身の引き締まる思いです』と━・った」 「事件のてんまつを記者団に━」 「抱負を━」 「忌憚なく[淡々と・涙ながらに]━」 「━・りかける」 「本書が━宇宙の神秘」のように、文字で表したものにもいう。 語り物を節をつけて朗唱する。 「浪曲[平家物語]を━」 「朗々と━」 ある事実や物品が、事の意味や事情などをおのずから示す。意味する。物語る。 「うつろな瞳ひとみが心の空虚と不安を━・っている」 「部屋の様子が持ち主の几帳面きちょうめんさを━・っている」 「出土品が━古代の歴史」 語れる 語り 関連語 大分類‖声に出す行為‖こえにだすこうい 中分類‖歌う‖うたう 大分類‖話す‖はなす 中分類‖語り‖かたり 大分類‖話す‖はなす 中分類‖話す‖はなす

明鏡国語辞典 ページ 1202