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あら‐ごと【荒事】🔗🔉

あら‐ごと【荒事】 歌舞伎で、荒武者や鬼神などを主役にした勇壮な芝居。「暫しばらく」「鳴神なるかみ」など。また、そこで演じられる荒々しい所作。 「━師(=荒事を得意とする役者)」 →和事わごと実事じつごと ◇荒々しい行為のたとえに使う。「━で決着をつける」

あら‐ごなし【粗ごなし(荒ごなし)】🔗🔉

あら‐ごなし【粗ごなし(荒ごなし)】 名・他サ変 細かい粉にする前に、粗めに砕いておくこと。 本格的に取りかかる前に、大まかに処理しておくこと。 「問題点を━して会議に臨む」 関連語 大分類‖壊れる‖こわれる 中分類‖破壊‖はかい

あら‐さがし【粗探し】🔗🔉

あら‐さがし【粗探し】 名・自サ変他人の欠点をことさらに探り出すこと。 「人の━をする」 「粗捜し」とも書くが、「探」が標準的。 関連語 大分類‖学習‖がくしゅう 中分類‖調べる‖しらべる

あらし【嵐】🔗🔉

あらし【嵐】 荒く激しく吹く風。暴風。烈風。また、荒く激しい雨風。暴風雨。 「━が吹く」 「春の━」 「山━・砂━」 ◇「荒らす」の連用形「荒らし」から。 暴風」「暴風雨」と当てることもある。 激しいもの、静穏を妨げるもの、厳しいものなどのたとえに使う。「場内が━のような拍手で沸き返る」「ファシズムの━が吹きすさぶ」「攻撃の━にさらされる」 関連語 大分類‖風‖かぜ 中分類‖‖かぜ

嵐の前の静けさ🔗🔉

嵐の前の静けさ 異変が起こる前の不気味な静けさ。 ◇暴風雨が襲う前に辺りが一時静まり返ることから言う。 忙しくなる前の静けさの意にいうのは不適切。

あらし【荒らし】🔗🔉

あらし【荒らし】 荒らすこと。また、荒らす人。 「車上━・とば━」 ◇他の語と複合して使う。 インターネットのチャット・ブログ・電子掲示板などで、その目的に合わないメッセージを送るなどの妨害行為を行うこと。また、その人。 関連語 大分類‖荒れる‖あれる 中分類‖荒れる‖あれる

明鏡国語辞典 ページ 210