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さつま‐あげ【摩揚げ】🔗🔉

さつま‐あげ【摩揚げ】 すりつぶした魚肉に塩・砂糖・でんぷんなどを加え、細かく刻んだニンジンなどの野菜をまぜて揚げたもの。 ◇鹿児島では「つけあげ」、関西では「てんぷら」と呼ぶ。「摩」は旧国名で、いまの鹿児島県西部とこしきじま列島。

さつま‐いも【摩芋・🔗🔉

さつま‐いも【摩芋・ 地中の塊根を食用にするヒルガオ科のつる性多年草。また、その塊根。肥大した塊根は、でんぷん・アルコールなどの原料にもする。古くから栽培され、品種が多い。甘かんしょ。カライモ。 ◇一七世紀初頭、中国・琉球を経て摩・長崎などに伝わった。

さつま‐じる【摩汁】🔗🔉

さつま‐じる【摩汁】 ぶつ切りにした鶏肉を大根・ネギ・コンニャクなどとともに煮込み、味で調味した汁。鹿児島の郷土料理。 ◇広く、豚肉・ニンジン・ゴボウ・里芋などを入れた味汁(=豚汁とんじる)のことも言う。

さつま‐の‐かみ【守】🔗🔉

さつま‐の‐かみ【守】 〔俗〕無賃乗車をすること。また、その人。 ◇平忠度たいらのただのり摩守だったことから、「ただ乗り」にかけて言う。

さつま‐はやと【人】🔗🔉

さつま‐はやと【人】 摩の武士。また、一般に鹿児島県出身の若者。 ◇上代、摩に住んでいた隼人一族が勇猛果敢だったことから、美称として使う。

さつま‐びわ【琶】━ビハ🔗🔉

さつま‐びわ【琶】━ビハ 室町末期、摩の国に起こった悲壮な曲風の琵琶歌。また、その伴奏に用いる四柱・四弦の琵琶。→琵琶

ざつ‐み【雑味】🔗🔉

ざつ‐み【雑味】 飲食物に混入して本来の味を損なう異質の味。 「━のないビール」 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖不味い‖まずい

ざつ‐む【雑務】🔗🔉

ざつ‐む【雑務】 本来の仕事以外の、こまごまとした用務。

さつ‐よう【撮要】━エウ🔗🔉

さつ‐よう【撮要】━エウ 〔文〕要点を抜き出して書き記すこと。また、その書物。摘要。 「論理学━」

明鏡国語辞典 ページ 2430