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いきり‐た・つ【熱り立つ】🔗🔉

いきり‐た・つ【熱り立つ】 自五怒って興奮する。猛たけり立つ。 関連語 大分類‖心の動き‖こころのうごき 中分類‖おこる‖おこる 大分類‖暴れる‖あばれる 中分類‖暴れる‖あばれる

いき‐りょう【生き霊】━リャウ🔗🔉

いき‐りょう【生き霊】━リャウ 恨みのある相手にたたりをするという、生きている人の魂。生霊せいれい。いきすだま。 ⇔死霊しりょう死霊しれい 関連語 大分類‖神仏‖しんぶつ 中分類‖‖れい

い・きる【生きる】🔗🔉

い・きる【生きる】 用例引き A 人や動物が生きる 百歳まで生きる・砂漠に生きる動植物・激動の時代を生きる・芸に生きる・幸福な人生を生きる B 事物が生きる この約束は生きている・塩加減で料理が生きる・石が生きる 自上一 生物(特に、動物)が生命を維持してこの世にある。 「息も絶え絶えだが、まだ━・きている」 「一〇〇歳まで━」 「━か死ぬかの瀬戸際に立つ」 「余りの恐ろしさで━・きた心地がしない」 生物(特に、動物)が生命を維持して、生活を営む。また、人がある精神的態度をもって人生に対処する。暮らす。 「下町には人情味あふれる人たちが━・きている」 「海に━人々」 「砂漠に━動植物」 「━ために精一杯働く」 「正直をモットーに━」 「気ままに[情熱的に]━」 そこを(活動の)舞台として人生を送る。 「激動の時代を/に━」 「高齢化社会を/に━」 「を」は移動の場所を表す格助詞。「に」に比べて動的なニュアンスが出る。 価値あるものとして、そこに精魂を傾けた人生を送る。 「芸[思い出・子への愛・信仰]に━」 「革命に━・き革命に死ぬ(=革命に生涯をささげる)」 生き生きとして存在する。特に、有効に働いて役に立つ。 「文豪の名は永遠に━・きている」 「心の中に━父」 「━・きた教訓」 「この約束はまだ━・きている」 「困難時にこそこれまでの苦労が━」 有効な手段を講じた結果、効果が十分に発揮される。 「この一語で表現が━」 「塩加減で料理が━」 囲碁で、(相手の石に囲まれた)一連の石が二つ以上の目を持つ。 「石が━」 野球で、アウトにならずにすむ。 「四球で一塁に━」 他上一《同族目的語などをとって》そのような人生を送る。 「幸福な人生を━」 「偽りの生を━」 「悔いのない青春を━」 「己おのれの信念を━」 英語などの翻訳から出た言い方。 ◆死ぬ は「活きる」とも。 い・く(上二) 関連語 大分類‖使う‖つかう 中分類‖使用‖しよう 大分類‖生‖せい 中分類‖生きる‖いきる 「生きる」を表す表現 生命の維持。(命が続く・命を保つ・命を拾う・命を救われる・一命を取り留める・命をつなぐ・寿命が続く・寿命を保つ・息がある・息が通う・息を吹き返す・目の黒いうち) 死の淵ふちからの帰還。(九死に一生を得る・死中に活を求める・死の淵ふちを乗り越える・死線を越える・黄泉の淵から戻る) 食事による生命の維持。(糊口ここうをしのぐ・口過ぎをする・口を糊のりする) 時間の中での生存。(日々を送る・生涯を送る・人生を過ごす・生涯を共にする・共白髪まで添い遂げる)

明鏡国語辞典 ページ 315