すん‐てつ【寸鉄】 名小さな刃物。 「身に━も帯びない（＝何も武器を持たない）」

【寸鉄人_ひとを殺_ころす】 ごく短いことばで人の急所を突くたとえ。寸鉄人を刺す。 「━ような名言」

すんで‐に 副もう少しのところで。あやうく。 「━事故に遭うところだった」 ◇「すでに（既に）」の転。

すんで‐の‐こと 副もう少しのところで。すんでのところ。

すんで‐の‐ところ 副もう少しのところで。 「━（で）命拾いをした」

すん‐ど【寸土】 名〔文〕わずかばかりの土地。寸地。

ずん‐どう【^▽寸胴】 名 形動上から下まで同じように太いこと。特に、ウエストのくびれがなく、腹から腰にかけて同じように太いこと。 「━な体型」 筒形で、頭部を真横に切った形の茶入れや花器。ずんぎり。ずんどぎり。

すん‐どめ【寸止め】 名空手で、突き・蹴りなどを相手の体に当たる寸前で止めること。 関連語 大分類‖止める‖とめる 中分類‖停止‖ていし

すんなり 副_ト ほっそりとして、しなやかなさま。 「━（と）した手足」 抵抗なく、順調に事が運ぶさま。 「委員長は━（と）決まった」

ずん‐ば 連語〔文〕「ずば」を強めた言い方。→ずば 「虎穴_こけつに入ら━虎子を得ず」 ◇漢文訓読から来たもの。「ずには」の転。

すん‐びょう【寸秒】_━ベウ 名ごくわずかな時間。寸刻。

すん‐びょう【寸描】_━ベウ 名きわめて簡潔な描写。スケッチ。 「人物━」

すん‐ぴょう【寸評】_━ピャウ 名ごく短い批評。短評。 関連語 大分類‖見聞‖けんぶん 中分類‖批評‖ひひょう