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ひそま・る【潜まる】🔗⭐🔉
ひそま・る【潜まる】

自五
ひっそりとなる。静かになる。静まる。
「冬の夜は森閑として━」
「━・り返った放課後の校舎」
〔やや古い言い方で〕外から見えない状態になる。かくれる。
「どんな不了簡が━・っているかも知れぬと思えば
二葉亭
」








ひそみ【▼顰み】🔗⭐🔉
ひそみ【▼顰み】

名
まゆの間にしわを寄せること。
「━に倣ならう(=善し悪しを考えないで、やたらに人のまねをする。また、人の言行を見習うことを謙
していうことば)」
関連語
大分類‖表情‖ひょうじょう
中分類‖表情‖ひょうじょう





ひそ・む【潜む】🔗⭐🔉
ひそ・む【潜む】

自五
人に見つからないように隠れる。
「息を殺して茂みに━」
「物陰に━・んで様子をうかがう」
「犯人は都内のアパートに━・んでいた」
内部に隠されて外に現れないでいる。潜在する。
「彼には無限の可能性が━・んでいる」
「心の奥底に罪の意識が━」
「この計画には思わぬ落とし穴が━・んでいた」






ひそ・める【潜める】🔗⭐🔉
ひそ・める【潜める】

他下一
人に見つからないように身を隠す。ひそませる。
「物陰に身を━」
「熾烈しれつな販売合戦が影を━」
音や声を小さくして人に聞かれないようにする。
「声を━・めて話す」
「息を━・めて待つ」
「鳴りを━・めて(=静かに)状況を見守る」
表に表すことなく胸の中などに隠しもつ。
「胸奥に情熱を━」
「ことばの底に皮肉を━」
ひそ・む(下二)








ひそ・める【▼顰める】🔗⭐🔉
ひそ・める【▼顰める】

他下一
《「眉まゆを━」の形で》不快・不満・心配などのために眉のあたりにしわを寄せる。顔をしかめる。
「行儀の悪さに眉を━」
「世人の眉を━・めさせた不祥事」
ひそ・む(下二)





ひそ‐やか【▽密やか・▽秘やか】🔗⭐🔉
ひそ‐やか【▽密やか・▽秘やか】

形動
物音などが絶えて、ひっそりと静まっているさま。
「━に小雨が降る」
人に知られないように静かに事を行うさま。
「━に泣く」
「━な楽しみ」






明鏡国語辞典 ページ 5182。