複数辞典一括検索+

まし【増し】🔗🔉

まし【増し】 ふえること。また、ますこと。割り増し。 ◇数量・割合などを示す語に付けても使う。「千円━の料金」「二割━の手間賃」 形動他より少しはまさっているさま。 「古着でもないより━だ」 「もう少し━な暮らしがしたい」 多くかな書き。 関連語 大分類‖増える‖ふえる 中分類‖増加‖ぞうか

まし🔗🔉

まし 助動 特活型文語(ましか)・(ませ)‐○‐まし‐まし‐ましか‐○ 事実に反する仮想や希望を表す。もし…なら…だろうに。もし…だったらよかったのに。 「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけから━在原業平・古今集」 「いといと若き光をば名づけましかば明星と藤村 ためらいを含んだ意志を表す。…うかしら。 「雪降れば木ごとに花ぞ咲きにけるいづれを梅と分きて折ら━紀友則・古今集 推量を表す。…だろう。 「穉おさなしと笑い玉わんが、寺に入らん日はいかに嬉しから━」 ◆活用語の未然形に付く。

まし🔗🔉

まし 丁寧の助動詞「ます」の命令形「ませ」の古風な言い方。→ませます 「お気をつけなさい━」 「いらっしゃい━」

まじ🔗🔉

まじ 名・形動〔俗〕「まじめ」の略。本気・本当であること。 「━な話」 「━で聞いてくれ」 「━になって働く」 「その話、━?」 ◇副詞的にも使う。「━で(=とても)かっこいい」

明鏡国語辞典 ページ 5784