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くさ・る【腐る】🔗⭐🔉
くさ・る【腐る】

動五

自
食品類が細菌の作用によって変質し、食べられなくなる。腐敗する。いたむ。
「暑さで果物が━」
「肉が━・って悪臭を放つ」
「━・った魚の目のよう(=生気のない目の形容)」
「ぬかみそが━ような(=調子外れで下手な)歌は聴きたくない」
動物の組織が細菌の作用によって破壊され、崩れたり悪臭を発したりする。また、体組織の一部がうみただれる。
「死体が━」
「凍傷で指先が━」
物が変質してだめになる。特に、風化したり酸化したりしてぼろぼろになる。
「金魚鉢の水が━」
「水気を帯びて風呂場の土台が━」
「倒木が羽蟻はありに食われてぼろぼろに━」
「釘くぎが━」
心がねじけて、まともさを失う。堕落する。
「性根が━・っている」
思い通りにならないために、気落ちする。
「気が━」
「受験に失敗して━・っている(=くさくさしている)」
《「口が━・っても」の形で》秘密を守る心の固いことをいう。
「口が━・っても漏らさない」
《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》〔俗〕その人の動作を憎みさげすむ気持ちを表す。…やがる。
「あいつはいつまでも寝━・って」
「いばり━」
主に関西で使う。
普通かな書き。


















【腐るほど】🔗⭐🔉
【腐るほど】
使い切らないで腐らせてしまうほどあるの意で、物や人などの多いことをいう。あり余るほど。捨てるほど。
「暇[金]なら━ある」
明鏡国語辞典に「腐る」で始まるの検索結果 1-2。