複数辞典一括検索+

いぼた‐ろう【虫白🔗🔉

いぼた‐ろう【虫白━ラフ イボタロウムシの幼虫(雄)が分泌する。また、それを精製したもの。つや出し・ろうそくの原料・医薬品などに用いる。いぼた。

ちゅう【虫】🔗🔉

ちゅう【虫】 (造)むし。 「昆━・防━・幼━・寄生━」 蟲(「虫」「蟲」は本来別字。「虫」はまむしの意。)

ちゅう‐がい【虫害】🔗🔉

ちゅう‐がい【虫害】 樹木・農作物などが害虫によって受ける損害。

ちゅう‐すい【虫垂】🔗🔉

ちゅう‐すい【虫垂】 盲腸の下部にある細長い突起物。虫様垂。虫様突起。

ちゅうすい‐えん【虫垂炎】🔗🔉

ちゅうすい‐えん【虫垂炎】 虫垂の急性炎症。右下腹部の圧痛・発熱・嘔吐おうとなどの症状がみられる。俗に盲腸(炎)という。

ちゅうばい‐か【虫媒花】━クヮ🔗🔉

ちゅうばい‐か【虫媒花】━クヮ 昆虫の媒介によって受粉する花。一般に美しい花弁をもち、花粉には粘性がある。サクラ・リンゴ・アブラナ・ユリなど。

むし【虫】🔗🔉

むし【虫】 人・獣・鳥・魚介類以外の小動物の総称。 昆虫。 鈴虫・松虫など、美しい声で鳴く昆虫。 「━の音 人に害を与える小動物。人体内にすむ寄生虫やノミ・シラミ・シミなどの害虫。 「━がわく」 人間の体内にあって、気分・感情・心理などを左右すると考えられているもの。 「━の居所いどころが悪い」 「━が知らせる(=なんとなく予感する)」 「虫の居所が悪い」を「虫の居場所が悪い」とするのは誤り。 一つのことに熱中する人。 「勉強の━」 《他の語の下に付いて》そのような性質・性向をもつ人をあざけって言う語。 「泣き━・弱━・点取り━」 関連語 大分類‖動物‖どうぶつ 中分類‖‖むし さまざまな「虫」 むし 油虫・芋虫・蛆うじ虫・馬追い虫・貝殻虫・兜かぶと虫・髪切り虫・亀かめ虫・轡くつわ虫・鍬形くわがた虫・毛虫・黄金こがね虫・穀象虫・米食い虫・尺取り虫・鈴虫・草履ぞうり虫・玉虫・でんでん虫・天道てんとう虫・松虫・蓑みのちゅう 益虫・回虫・害虫・寄生虫・蟯ぎょう虫・原虫・甲虫・昆虫・三化螟めい虫・三葉虫・住血吸虫・成虫・夜光虫・幼虫

むし‐おくり【虫送り】🔗🔉

むし‐おくり【虫送り】 稲などの害虫を追い払うための農村行事。夜、村人が松明たいまつを焚き、鉦かね・太鼓を打ち鳴らしながら、虫の霊が移るとされるわら人形を村境まで送り、川に流したり焼き捨てたりする。多くは五〜八月に行われた。稲虫送り。実盛さねもり送り。

むし‐おさえ【虫押さえ】━オサヘ🔗🔉

むし‐おさえ【虫押さえ】━オサヘ 子供の虫気むしけを防ぎ、治療する薬。虫薬。 空腹の一時しのぎにちょっと食べること。また、その食べ物。

むし‐がれい【虫鰈】━ガレヒ🔗🔉

むし‐がれい【虫鰈】━ガレヒ 近海の砂泥底にすむカレイ科の海水魚。有眼側は茶褐色の地に黒褐色の斑紋が散在し、虫食いのように見える。食用。ミズガレイ。

むし‐くい【虫食い(虫喰い)】━クヒ🔗🔉

むし‐くい【虫食い(虫喰い)】━クヒ 虫に食われること。また、そのあと。 「━の古書」 口縁に釉うわぐすりの小さなはくらくがある茶碗ちゃわん。釉が素地によく付着しないときなどに生じ、虫が食ったように見える。中国明代末期の古染め付けに多く、茶人が珍重した。

むし‐くだし【虫下し】🔗🔉

むし‐くだし【虫下し】 回虫などの寄生虫を体内から駆除する薬。駆虫薬。

むし‐け【虫気】🔗🔉

むし‐け【虫気】 小児が寄生虫などが原因で、腹痛・不眠・ひきつけ・かんしゃくなどを起こすこと。 産気さんけ。陣痛。 「━づく」

むし‐けら【虫螻】🔗🔉

むし‐けら【虫螻】 虫類を卑しめていう語。 《取るに足りない者の意で》人を卑しめていう語。 「━同然に扱う」 関連語 大分類‖動物‖どうぶつ 中分類‖‖むし

むし‐さされ【虫刺され】🔗🔉

むし‐さされ【虫刺され】 カ・ダニ・ノミなどの虫に刺されること。また、それによって起こるはれやかゆみの症状。

むし‐ず【虫唾・虫酸】━ヅ🔗🔉

むし‐ず【虫唾・虫酸】━ヅ 胸がむかむかするときなどに、胃から口にこみ上げてくる、すっぱい液。

虫唾が走・る🔗🔉

虫唾が走・る ひどく不快である。 「声を聞くと━」

むし‐の‐いき【虫の息】🔗🔉

むし‐の‐いき【虫の息】 今にも絶えそうな弱々しい呼吸。また、そのような状態。

むし‐の‐しらせ【虫の知らせ】🔗🔉

むし‐の‐しらせ【虫の知らせ】 根拠はないのに、よくないことが起こりそうだと感じること。

むし‐ば【虫歯】🔗🔉

むし‐ば【虫歯】 歯の硬組織が口中の微生物の作用で生じた酸によって侵される病気。また、その歯。齲歯うし

むし‐ピン【虫ピン】🔗🔉

むし‐ピン【虫ピン】 昆虫を標本箱に留めるときなどに用いるピン。

むし‐ふうじ【虫封じ】🔗🔉

むし‐ふうじ【虫封じ】 子供に虫気むしけが起こらないように祈きとうやまじないをすること。また、そのための護符など。

むし‐ぼし【虫干し】🔗🔉

むし‐ぼし【虫干し】 名・他サ変夏の土用のころ、かびや虫の害を防ぐために、書画・衣類などを陰干しして風を通すこと。虫払い。土用干し。

むし‐めがね【虫《眼鏡》】🔗🔉

むし‐めがね【虫《眼鏡》】 小さな物を拡大して見るために使う、焦点距離の短い凸レンズ。拡大鏡。ルーペ。

むし‐よけ【虫除け】🔗🔉

むし‐よけ【虫除け】 害虫がつかないようにすること。また、そのための装置・薬品。 毒虫や毒蛇などの害を防ぐという神仏の守り神。

明鏡国語辞典で始まるの検索結果 1-25