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いも【芋()】🔗🔉

いも【芋()】 植物の根や地下茎が大きくなって、でんぷんなどを蓄えたものの総称。サツマイモ・ジャガイモ・サトイモ・ヤマノイモなど。 《多く他の語に付いて》都会風に洗練されないものをあざけっていう語。 「━呼ばわり」 「━侍ざむらい」 ◆「芋」は、本来サトイモの意。「」「」は本来はヤマノイモの意だが、サツマイモ・ジャガイモの意としても使った。今は一般に「芋」を使う。

芋の煮えたも御存ごぞんじない🔗🔉

芋の煮えたも御存ごぞんじない 芋が煮えたかどうかの区別もつかない意で、世間知らずのぼんやり者をあざけっていうことば。

芋を洗うよう🔗🔉

芋を洗うよう 狭いところで込み合っているようすのたとえ。芋の子を洗うよう。 「車内は━な込み方だ」 ◇サトイモを桶おけに入れて棒でかき回して洗うようすから。

いも【妹】🔗🔉

いも【妹】 〔古〕男性が、妻・姉妹・恋人などを親しんで呼んだ語。 ⇔せ(夫・兄・背)

いも【痘痕🔗🔉

いも【痘痕 〔古〕天然痘。また、顔に残るそのあと。あばた。 ◇「いもがさ」の略。

いも‐うと【妹】🔗🔉

いも‐うと【妹】 きょうだいのうち、年下の女性。 配偶者のきょうだいで、配偶者より年下の女性。また、弟の妻。義理の妹。義妹ぎまい。 ◆⇔「妹人いもひと」の転。 「いもおと」と書くのは誤り。 「妹」の敬語表現 〔尊敬語〕 妹君いもうとぎみ「妹君はたいそう御聡明そうめいでいらっしゃいます」 妹様いもうとさま・お妹様「先日、妹様にお目にかかりました」 妹さん・お妹さん「妹さん、お元気ですか?」 貴妹きまい「私どもの申し出に貴妹も御満足の趣、大慶至極に存じます」 令妹れいまい・御令妹・御令妹様「先般、佐藤先生より御令妹を紹介していただきました」  *「令妹」は、それ自体が尊敬の意を含む語だが、「御〜」「〜様」を添えた、より敬度の高い言い方も広く行われる。  *「妹君」は古風な言い方。 〔丁重語〕 愚妹ぐまい「昨日は愚妹が大変お世話になりました」 小妹しょうまい「小妹を何とぞよろしく」  *特にへりくだって言う場合以外は、「妹」という。  *続き柄によっては、「実妹じつまい」「義妹ぎまい」「小姑こじゅうとこじゅうとめ(=配偶者の姉妹)」などとも言う。

いもうと‐ぎみ【妹君】🔗🔉

いもうと‐ぎみ【妹君】 〔古風な言い方で〕他人の妹の敬称。 「━はご健在でしょうか」 「帝みかどの━」 ⇔姉君

いもうと‐ご【妹御】🔗🔉

いもうと‐ご【妹御】 〔古風な言い方で〕他人の妹の敬称。妹君。 ⇔姉御

いもうと‐ぶん【妹分】🔗🔉

いもうと‐ぶん【妹分】 先輩から妹なみに親しく扱われている女性。

いもうと‐むこ【妹婿】🔗🔉

いもうと‐むこ【妹婿】 妹の夫。 ⇔姉婿あねむこ

いも‐がしら【芋頭】🔗🔉

いも‐がしら【芋頭】 サトイモの球茎。おやいも。

いも‐がゆ【芋粥】🔗🔉

いも‐がゆ【芋粥】 薄く切ったヤマノイモに甘あまずらの汁を混ぜて煮た甘いかゆ。 さいの目に切ったサツマイモを交ぜて煮たかゆ。

いも‐がら【芋茎・芋幹】🔗🔉

いも‐がら【芋茎・芋幹】 サトイモの葉柄ようへい。また、それを乾燥させたもの。食用。ずいき。

いも‐ざし【芋刺し】🔗🔉

いも‐ざし【芋刺し】 イモを竹のくしで突き刺すように、人を槍やりで突き殺すこと。田楽刺し。

いも‐じる【芋汁】🔗🔉

いも‐じる【芋汁】 里芋などを入れた汁。 とろろ汁。→とろろ

いも‐せ【妹背】🔗🔉

いも‐せ【妹背】 〔古〕 愛し合う男女。また、夫婦。 「━の契り」 兄と妹。また、姉と弟。

い‐もたれ【胃凭れ】ヰ━🔗🔉

い‐もたれ【胃凭れ】ヰ━ 食べた物がよく消化されないで、いつまでも胃に残っているように感じられること。また、その症状。 「食後の━がひどい」

いもち‐びょう【稲熱病】━ビャウ🔗🔉

いもち‐びょう【稲熱病】━ビャウ イモチ病菌による稲の病害。茎・葉・穂首ほくびなどに暗色の斑点はんてんができて発育がとまる。低温多湿の年に多く発生する。稲熱とうねつ病。

いもづる‐しき【芋蔓式】🔗🔉

いもづる‐しき【芋蔓式】 一つのことからそれに関連する人や物事が次々に現れてくること。 「容疑者が━に検挙される」 ◇一本の芋づるをたぐると次々に芋が出てくることから。

いもに‐かい【芋煮会】━クヮイ🔗🔉

いもに‐かい【芋煮会】━クヮイ 主に東北地方で、里芋・蒟蒻こんにゃく・葱ねぎ・牛肉などを野外で煮ながら食べる集まり。 「河原で━を開く」

い‐もの【鋳物】🔗🔉

い‐もの【鋳物】 溶かした金属を鋳型に流し込んでつくった器物。 「━師」 「━細工[工場]」 ⇔打ち物

いも‐ばん【芋版】🔗🔉

いも‐ばん【芋版】 輪切りにしたサツマイモやジャガイモの面に文字・絵などを彫って作った版。また、それで刷った版画。

いも‐むし【芋虫】🔗🔉

いも‐むし【芋虫】 チョウやガの幼虫で、体に毛のないものの総称。特に、サツマイモの葉を食う、スズメガの幼虫。

いも‐めいげつ【芋名月】🔗🔉

いも‐めいげつ【芋名月】 陰暦八月十五夜の月。 ◇新しくとれたサトイモを供えたことから。

い‐もり【井守・ヰ━🔗🔉

い‐もり【井守・ヰ━ 川・沼・池などにすむイモリ科の両生類。形はヤモリに似るが、背は黒く、赤い腹に黒い斑点はんてんがある。日本固有種。アカハラ。 ◇古来、雌雄の黒焼きは「ほれぐすり」とされた。

い‐もん【慰問】ヰ━🔗🔉

い‐もん【慰問】ヰ━ 名・他サ変見舞ってなぐさめること。 「被災者を━する」 「━団」

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