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【奇】🔗🔉

【奇】 8画 大部 [常用漢字] 区点=2081 16進=3471 シフトJIS=8AEF 【竒】異体字異体字 9画 立部 区点=5284 16進=5474 シフトJIS=9AF2 《常用音訓》キ 《音読み》 /ギ〈q〉/〈j〉 《訓読み》 くし/めずらしい(めづらし)/あやしい(あやし) 《名付け》 あや・くし・くす・すく・より 《意味》 キナリ{形}くし。めずらしい(メヅラシ)。普通のようすからかけ離れているさま。風変わりなさま。〈対語〉→常→凡。「奇抜」「奇景」「山色空濛雨亦奇=山色空濛トシテ雨マタ奇ナリ」〔→蘇軾{形・名}あやしい(アヤシ)。不思議なさま。常識からかけはなれたもの。「奇怪」 キトス{動}めずらしいと認める。非凡だと思う。「大奇之=大イニコレヲ奇トス」 {名}めずらしい考え。意想外の計画。「奇計」「武臣用奇=武臣奇ヲ用フ」〔→李華{名}二で割り切れない整数。〈対語〉→偶。「奇数」 {名・形}二で割り切れない数。はんぱな数。また、はんぱである。〈同義語〉→畸。「百十有奇(百十あまり)」 「数奇」とは、運命がちぐはぐで不運であること。 《解字》 会意兼形声。可の原字は印で、くっきりと屈曲したさま。奇は「大(大の字の形にたった人)+音符可」で、人のからだが屈曲してかどばり、平均を欠いて目だつさま。また、かたよる意を含む。 《単語家族》 倚イ・キ(かたよる、正常でない、もたれる)寄(かたよる、よりかかる)畸キ(はんぱ)などと同系。 《類義》 →怪 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 1078 での単語。