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【字】🔗🔉

【字】 6画 子部 [一年] 区点=2790 16進=3B7A シフトJIS=8E9A 《常用音訓》ジ/あざ 《音読み》 ジ/シ〈z〉 《訓読み》 あざな/あざなする(あざなす)/うむ/やしなう(やしなふ)/あざ 《名付け》 さね・な 《意味》 {名}文字。▽象形・指事などの親文字を文といい、それをもとにしてつくられた形声・会意などの子文字を字という。のち広く文字を字という。「形声相益即謂之字=形声アヒ益シタレバスナハチコレヲ字ト謂フ」〔→説文{名}あざな。男子が元服してから、本名のほかにつける名。格式ばったときのほかは、日常は字アザナを呼んだ。字は、本名に関連した名をつけることが多い。女子は婚約してから笄コウガイをつけ、字をつける。「項籍者下相人也、字羽=項籍ナル者ハ下相ノ人ナリ、字ハ羽」〔→史記{動}あざなする(アザナス)。あざなをつける。「男子二十冠而字=男子二十ニシテ冠シテ字ス」〔→礼記{動}うむ。子をうんで繁殖させる。〈同義語〉→孳ジ。「字乳(乳で子を育てふやす)」 {動}やしなう(ヤシナフ)。育てて繁殖させる。〈同義語〉→滋ジ。「撫字ブジ(たいせつに育てる)」 〔国〕あざ。町・村の中の小区分の名。「大和村字沼田」 《解字》 会意兼形声。子は、孳ジと同系で、子をうみ繁殖する意を含む。字は「宀(やね)+音符子」で、やねの下で、たいせつに子を育てふやすことをあらわす。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1170 での単語。