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【就】🔗⭐🔉
【就】
12画 尢部 [六年]
区点=2902 16進=3D22 シフトJIS=8F41
《常用音訓》シュウ/ジュ/つ…く/つ…ける
《音読み》 シュウ(シウ)
/ジュ
〈ji
〉
《訓読み》 つける/つく/なる/なす/すなわち(すなはち)/つき
《名付け》 なり・ゆき
《意味》
{動}つく。ある物事・人物につき従う。〈対語〉→去・→離。「就酔=酔ニ就ク」「就有道而正焉=有道ニ就キテ正ス」〔→論語〕
{動}つく。その場所までいく。ある所にひっつく。「就第=第ニ就ク」「此人可就見、不可屈致也=此ノ人、就キテ見ルベク、屈シテ致スベカラザルナリ」〔→蜀志〕
{動}つく。しはじめる。「就緒=緒ニ就ク」「三径就荒=三径荒ニ就ク」〔→陶潜〕
{動}なる。なす。物事が成功する。物事がまとまる。「成就」「軻自知事不就=軻ミヅカラ事ノ就ラザルヲ知ル」〔→史記〕「可以就大事=モッテ大事ヲ就スベシ」〔→蘇軾〕
{接続}〔俗〕すなわち(スナハチ)。…すると。そこで。すぐ。▽古典語の則・即に当たる俗語。
〔国〕つき。(イ)…に関して。(ロ)それが原因・理由で。…のために。「病気に就き」(ハ)…に対して。ごとに。「一回に就き」
《解字》
会意。「京(おおきいおか)+尤(て)」で、大きい丘に設けた都に人々を寄せ集めるさまを示す。よせ集めてある場所やポストにひっつけること。転じて、まとめをつける意にも用いる。
《単語家族》
遒シュウ(引きしぼるように集まる)と同系。
《類義》
付・副は、主たるもののそばにぴたりとよりそうこと。著チャク・着チャクは、くっついてじっととまること。
《異字同訓》
つく/つける。 →付
《熟語》
→熟語
→下付・中付語









漢字源 ページ 1310 での【就】単語。