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【営】🔗🔉

【営】 12画 ツ部 [五年] 区点=1736 16進=3144 シフトJIS=8963 【營】旧字旧字 17画 火部 区点=5159 16進=535B シフトJIS=9A7A 《常用音訓》エイ/いとな…む 《音読み》 エイ/ヨウ(ヤウ)〈yng〉 《訓読み》 いとなむ 《名付け》 のり・よし 《意味》 {名}ぐるりをとり巻いて守った陣屋。「兵営」「営舎」 {名}軍隊で、大隊のこと。一営は約五百人からなる部隊。また、転じて、軍隊。「第一営(第一大隊)」「緑営(清シン朝の緑旗兵の軍隊)」 エイス{動}周囲をとり巻く。▽直線の区画を切るのを経ケイといい、外がわをとり巻く区画をつけるのを営エイという。あわせて、荒地を開拓して畑をくぎるのを「経営」といい、転じて、仕事を切り盛りするのを「経営」という。「経之営之=コレヲ経シコレヲ営ス」〔→詩経{動}周囲にまといつく。からまる。「営惑」 {動}いとなむ。仕事を切り盛りする。「営造」「売炭得銭何所営=炭ヲ売リ銭ヲ得テ、ナンノ営ムトコロゾ」〔→白居易{名}漢方の医学で、食べ物から得られたエネルギーによる活力のこと。〈類義語〉→栄。「営気(=栄気)」「営養」 「営営」とは、ぐるぐる周囲を巡るさま。また、せっせと働くさま。「営営青蠅止于棘=営営タル青蠅ハ棘ニ止マル」〔→詩経「営州エイシュウ」とは、古代の十二州の一つ。今の河北・遼寧リョウネイ省から朝鮮までの間の地。 《解字》 会意兼形声。營の上部は炎が周囲をとり巻くこと。營はそれを音符とし、宮(連なった建物)の略体を加えた字で、周囲をたいまつでとり巻いた陣屋のこと。 《単語家族》 螢ケイ(=蛍。光の輪がまるくとり巻いたほたる)榮(=栄。まるくとり巻いて咲く花)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1575 での単語。