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【必】🔗🔉

【必】 5画 心部 [四年] 区点=4112 16進=492C シフトJIS=954B 《常用音訓》ヒツ/かなら…ず 《音読み》 ヒツ/ヒチ〈b〉 《訓読み》 かならず 《名付け》 さだ 《意味》 {副}かならず。そうなる、そうするに決まっている、の意をあらわすことば。きっと。〈類義語〉→会。「必然」「信賞必罰(功あれば必ずほめ、罪あれば必ず罰する)」「必聞其政=必ズソノ政ヲ聞ク」〔→論語〕▽「不必…=必ズシモ…セズ」「未必…=イマダ必ズシモ…セズ」のように、否定詞の次に位置した場合は、そうとはかぎらない、の意。「何必…=ナンゾ必ズシモ…ナランヤ」は、反語で、どうしてそうだとかぎろうかの意。「何必曰利=ナンゾ必ズシモ利ヲ曰ハンヤ」〔→孟子ヒッス{動}ぜひともそうであろうとする。「明主必其誅也=明主ハソノ誅ヲ必スルナリ」〔→韓非〕 《解字》 象形。棒切れを伸ばすため、両がわから、当て木をして、締めつけたさまを描いたもの。両がわから締めつけると、動く余地がなくなることから、ずれる余地がなく、そうならざるをえない意を含む。 《単語家族》 泌(締めつけて液が出る)秘(締めつけてぴったりふさぐ)と同系。 《類義》 会は、俗語の副詞で、そうなる可能性の多いこと。須スベカラク…スベシは、ぜひそうする必要がある、の意。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1585 での単語。