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【忽】🔗🔉

【忽】 8画 心部  区点=2590 16進=397A シフトJIS=8D9A 《音読み》 コツ/コチ〈h〉 《訓読み》 たちまち/ゆるがせにする(ゆるがせにす) 《意味》 {副}たちまち。いつのまにか。うっかりしているまに。〈類義語〉→俄ガ/ニワカ。「忽然」「忽聞=忽チ聞ク」「歳月忽已晩=歳月、忽チスデニ晩シ」〔→古詩十九首{形}心がうつろなさま。よく見定められないさま。とりとめのないさま。〈同義語〉→惚{形・動}ゆるがせにする(ユルガセニス)。気にとめないさま。気にとめずにほうっておく。しっかりととらえずに放置する。「忽略コツリャク」「禍乱生於所忽=禍乱ハ、忽ニスル所ヨリ生ズ」〔→通鑑{単位}数の単位。一の十万分の一。糸の十分の一。微の十倍。 《解字》 会意兼形声。勿ブツは、吹き流しがゆらゆらして、はっきりと見えないさまを描いた象形文字。忽は「心+音符勿」で、心がそこに存在せず、はっきりしないまま見すごしていること。→勿 《単語家族》 勿(ない)没(見えなくなる)などと同系。 《類義》 俄ガは、きわだった断層が生じる意を含み、がくっと驚く、にわかに変化するなどの場合の副詞に用いる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

漢字源 ページ 1593 での単語。