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【悖】🔗🔉

【悖】 10画 部  区点=5603 16進=5823 シフトJIS=9CA1 《音読み》 ハイ/バイ〈bi〉/ホツ/ボチ/ボツ〈b〉 《訓読み》 もとる 《意味》 {動}もとる。道理にそむく。〈同義語〉→背。「悖理=理ニ悖ル」「無礼義則悖乱而不治=礼義ナケレバスナハチ悖乱シテ治マラズ」〔→荀子{動}むっくと勢いよくはね起きる。▽勃興ボッコウの勃に当てた用法。 《解字》 会意兼形声。孛ホツは「屮(草の芽)+八印(ひらく)+子」の会意文字で、芽や子どもが勢いよく生いたつことを示す。発(ひらく)や撥ハツ(はねる)と同系。悖ハイは「心+音符孛」で、心がぱっと開いて反発すること。八型に開くことから、道理に反発しそむく意となる。背ハイ(そむく)ときわめて近い。▽仏教を信仰した梁リョウ王が、仏・悖が同音なのをきらい、ハイと去声に発音するようにしたという。反ハン(そむく)・叛ハン(そむく)は語尾がnに転じたことば。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1694 での単語。