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【払】🔗🔉

【払】 5画 部 [常用漢字] 区点=4207 16進=4A27 シフトJIS=95A5 【拂】旧字人名に使える旧字 8画 部 区点=5736 16進=5944 シフトJIS=9D63 《常用音訓》フツ/はら…う 《音読み》 フツ/ホチ/ホツ〈f〉 《訓読み》 はらう(はらふ)/さからう(さからふ)/はらい(はらひ) 《意味》 {動}はらう(ハラフ)。左右にはらいのける。右に左にと拭フいて、曇りやよごれをとり去る。「払拭フッショク」「払暁フツギョウ」「石上題詩払緑苔=石上ニ詩ヲ題セントシテ緑苔ヲ払フ」〔→白居易{動}はらう(ハラフ)。左右にふくように表面をなでる。「花払離觴柳払舟=花ハ離觴ヲ払ヒ柳ハ舟ヲ払フ」〔→高啓{動}さからう(サカラフ)。拒否する。そむく。「払乱其所為=ソノナストコロヲ払乱ス」〔→孟子{動}たすける。「払士ヒッシ」 〔国〕はらう(ハラフ)。はらい(ハラヒ)。代金をはらう。また、そのこと。「支払い」 《解字》 会意兼形声。弗フツは「弓(たれたつる)+八印(左右にはねる)」からなり、たれたつるを左右にはらって切るさま。拂は「手+音符弗」で、左右にはらいのける動作を示す。手を左右に振るのは拒否し否定する表現でもある。→弗 《単語家族》 悖フツ(もとる、逆らう)沸フツ(水がわきたって左右にわかれる)分(わける)などと同系。 《類義》 攘ジョウ(はらう)は、中に割りこんできたものを除くこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1786 での単語。