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【抄】🔗🔉

【抄】 7画 部 [常用漢字] 区点=3022 16進=3E36 シフトJIS=8FB4 《常用音訓》ショウ 《音読み》 ショウ(セウ)/ソウ(サウ)〈cho〉 《訓読み》 かすめる(かすむ)/うつす/ぬきがき 《名付け》 あつ 《意味》 ショウス{動}かすめる(カスム)。さっと表面をすくいとる。さっとかすめるように襲う。「抄家(家財をさっと没収する)」「抄紙」「匙抄爛飯=匙モテ爛飯ヲ抄フ」〔→韓愈ショウス{動}うつす。書物の字づらをうつしとる。〈同義語〉→鈔ショウ。「手抄(手で書きうつす)」「抄本」 {名}ぬきがき。「抄録」 ショウス{動}さっと斜めにかすめて通る。「抄近路=近路ヲ抄ス」 {単位}容量をはかる単位。一抄は一升の百分の一。転じて、ごくわずかの量。 〔国〕ぬきがきの意から転じて、注釈書のこと。「和名抄」 《解字》 会意兼形声。少は、斜めにそいで小さくすること。抄は「手+音符少」で、さっと斜めにそぐ動作。転じて、表面をかすめとる意に用いる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1794 での単語。