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【供】🔗⭐🔉
【供】
8画 人部 [六年]
区点=2201 16進=3621 シフトJIS=8B9F
《常用音訓》キョウ/ク/そな…える/とも
《音読み》 キョウ
/ク
/グ
〈g
ng・g
ng〉
《訓読み》 そなえる(そなふ)/とも/ども
《名付け》 とも
《意味》
{動}そなえる(ソナフ)。左右の手をそろえて曲げ、その間にうやうやしく物をささげ持つ。物をそなえる意。「供養」「有献蓮華供仏者=蓮華ヲ献ゲテ仏ニ供フル者有リ」〔→南史〕
キョウス{動}差し出す。差しあげる。「提供」「王之諸臣、皆足以供之=王ノ諸臣、皆以テコレヲ供スルニ足ル」〔→孟子〕
キョウス{動}役だてる。「供職(職について役にたつ、奉仕する)」
「口供」「供述」とは、裁判に役だてる申したて。
〔国〕
とも。身分の高い人に付き従うこと。また、その人。
ども。お供の衆の意から、名詞の下について、複数であることをあらわすことば。
ども。一人称代名詞について、へりくだった気持ちをあらわすことば。「身供」
《解字》
会意兼形声。共は「□印(ある物)+両手」の会意文字で、供の原字。□印で示されたある物を左右の両手で、うやうやしくささげるさまを示す。ささげる動作は、両手を同時に動かすため、共はともにの意に転じ、供の字がその原義をあらわすようになった。供は「人+音符共」。→共
《単語家族》
恭(うやうやしい)
拱キョウ(左右の手を組む、こまぬく)と同系。
《異字同訓》
そなえる/そなわる。→備
《熟語》
→熟語
→下付・中付語














漢字源 ページ 255 での【供】単語。