複数辞典一括検索+

【使】🔗🔉

【使】 8画 人部 [三年] 区点=2740 16進=3B48 シフトJIS=8E67 《常用音訓》シ/つか…う 《音読み》 シ〈sh・sh〉 《訓読み》 つかう(つかふ)/つかい(つかひ)/つかいする(つかひす)/しむ/せしむ/しめば 《意味》 {動}つかう(ツカフ)。使用する。「使役」「使民以時=民ヲ使フニ時ヲ以テス」〔→論語{名}つかい(ツカヒ)。使者。▽去声に読む。「特使」「私見漢使=私カニ漢ノ使ヒヲ見ル」 {動}つかいする(ツカヒス)。人のために用事をする。「子華使於斉=子華斉ニ使ヒス」〔→論語{助動}しむ。せしむ。使役をあらわすことば。させる。▽「使+(人)+動詞」の形ならば、「(人)をして…せしむ」と訓読する。〈類義語〉→令。「武王使玉人相之=武王玉人ヲシテコレヲ相セ使ム」〔→韓非{助動}しめば。仮定をあらわすことば。もしそうであるならば。▽使役のように訓読するが、実は仮定を示す。したがって「もし…」と読んでもよい。「使女狗白而往、黒而来=女ノ狗ヲシテ白クシテ往キ、黒クシテ来タラ使メバ」〔→韓非〕 《解字》 会意。吏は、手に記録用の竹を入れた筒をしっかり持った姿を示す。役目をきちんと処理する役人のこと。整理の理と同系のことば。使は「人+吏」で、仕事に奉仕する人を示す。公用や身分の高い人の用事のために仕えるの意を含む。また、他動詞に転じて、つかう、使役するの意に専用されるようになった。→吏 《単語家族》 仕事と同系。 《類義》 →遣 《異字同訓》 つかう。使う「機械を使って仕事をする。重油を使う」遣う「気遣う。心遣い。小遣い銭。仮名遣い」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 257 での使単語。