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【漫】🔗🔉

【漫】 14画 水部 [常用漢字] 区点=4401 16進=4C21 シフトJIS=969F 《常用音訓》マン 《音読み》 マン/バン〈mn〉 《訓読み》 みちる(みつ)/はびこる/ながい(ながし)/みだり/みだりに/すずろに/そぞろに 《名付け》 ひろ・みつ 《意味》 {動}みちる(ミツ)。はびこる。一面におおう。〈類義語〉→満→蔓{形}ながい(ナガシ)。どこまでもだらだらと続いて、締まりがないさま。〈類義語〉→曼マン→慢。「冗漫」「散漫」 マンタリ{形・副}みだり。みだりに。とりとめがないさま。だらだらと締まりがなく。「漫談」「漫無条理=漫トシテ条理無シ」 {副}すずろに。そぞろに。なんとなく。無意識に。「漫聴=漫ロニ聴ク」「漫巻詩書喜欲狂=漫ロニ詩書ヲ巻イテ喜ンデ狂ハント欲ス」〔→杜甫「漫漫」とは、(イ)大河がいっぱいにみちて流れるさま。▽平声に読む。〈同義語〉満満。「漫漫長流=漫漫タル長流」(ロ)だらだらとながく続くさま。▽平声に読む。〈同義語〉曼曼。「漫漫長夜=漫漫タル長夜」 《解字》 会意兼形声。曼マンは「冒の字の上部(かぶせるおおい)+目+又」の会意文字で、ながいベールを目にかぶせたさま。ながい、一面におおうなどの意を含む。漫は「水+音符曼」で、水がながながと続く、また、水が一面におおうなどの意。→曼 《単語家族》 蔓マン(一面に草がおおう)幔(ながいたれ幕)慢(心が締まりなく伸びる)などと同系。また満(水が一面におおう)と非常に縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2653 での単語。