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【炙】🔗🔉

【炙】 8画 火部  区点=6353 16進=5F55 シフトJIS=E074 《音読み》 シャ/セキ/シャク〈zh〉〈zh〉 《訓読み》 あぶる 《意味》 {動}あぶる。肉を火の上でやく。〈類義語〉→煮。「燔炙ハンシャ/ハンセキ(てり焼きにする)」 {名}あぶり肉。てり焼きの肉。「膾炙カイシャ(肉の、なますやてり焼き。だれにもたしなまれている物のたとえ)」「耆秦人之炙無以異於耆吾炙=秦人ノ炙ヲ耆ムハモッテ吾ガ炙ヲ耆ムニ異ナル無シ」〔→孟子「親炙シンシャ」とは、そばについて直接教えをうけること。「況於親炙之者乎=イハンヤコレニ親炙スル者ニオイテヲヤ」〔→孟子〕 《解字》 会意。「肉+火」で、肉を火の上であぶることを示す。火力や熱をまともに集中すること。もと煮(火の上でにる)と同系のことば。暑(太陽の熱が集中する→あつい)とも縁が近い。のち炙は「あぶる」意に、煮は「にる」の意に分用される。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2705 での単語。