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【白】🔗🔉

【白】 5画 白部 [一年] 区点=3982 16進=4772 シフトJIS=9492 《常用音訓》ハク/ビャク/しら/しろ/しろ…い 《音読み》 ハク/ビャク〈bi〉〈b〉 《訓読み》 しら/しろ/しろい(しろし)/しらむ/あきらか(あきらかなり)/もうす(まをす) 《名付け》 あき・あきら・きよ・きよし・し・しら・しろ・しろし 《意味》 {名・形}しろ。しろい(シロシ)。〈対語〉→黒。「白髪」「白黒分明」〔→漢書{動}しらむ。色がしろくなる。明るくなる。しろくする。「精白」「不知東方之既白=東方ノスデニ白ムヲ知ラズ」〔→蘇軾{形}しろい(シロシ)。けがれのないさま。また、無色であるさま。〈対語〉→黒。「潔白」「月白風清=月白ク風清シ」〔→蘇軾{形}あきらか(アキラカナリ)。物事がはっきりしているさま。「明白」「罪白者伏其誅=罪白カナル者ハソノ誅ニ伏ス」〔→漢書{形}無色の意から転じて、なにもないさま。むなしい。また、飾りや付加物がないさま。特別の身分がないさま。「空白」「白巻(白紙の答案)」「白丁(平民)」 {形・副}〔俗〕収穫や負担がないさま。いたずらに。むだに。「徒白(むだ)」「白費(むだづかい)」 {形・名}〔俗〕飾りがないさま。また、生地のままでやさしいさま。転じて、芝居のせりふ。「説白(口語のせりふ)」「白話(口語)」 {動}もうす(マヲス)。内容をはっきり外に出して話す。また、上の人に真実をもうしのべる。「告白」「稟白ヒンパク(もうしのべる)」「敬白(手紙の用語で、つつしんでもうしのべるの意)」「元伯具以白母=元伯、具ニモッテ母ニ白ス」〔→捜神記{名}とっくり・さかずきなどの酒器。▽中が、うつろなことから。 《解字》 象形。どんぐり状の実を描いたもので、下の部分は実の台座、上半は、その実。柏科の木の実のしろい中みを示す。柏ハク(このてがしわ)の原字。 《単語家族》 帛ハク(しろい布)粕ハク(色のないかす)覇ハ(月のほのしろい輪郭)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物 →主要人名

漢字源 ページ 2997 での単語。