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【策】🔗🔉

【策】 12画 竹部 [六年] 区点=2686 16進=3A76 シフトJIS=8DF4 《常用音訓》サク 《音読み》 サク/シャク〈c〉 《訓読み》 ふだ/ふみ/はかりごと/むち/むちうつ/つえ(つゑ)/つえつく(つゑつく) 《名付け》 かず・つか・もり 《意味》 サクス{名・動}ふだ。むかし紙のなかったころ、文字を書きつけた竹のふだ。また、竹の札に書きしるす。〈同義語〉→冊サク。〈類義語〉→簡。「簡策(文書)」 {名}ふみ。竹札に書いたたいせつな文書。転じて、天子の命令や辞令書。「策命(天子の命令)」「対策(天子の下問に答える書)」 {名}はかりごと。書きしるした計画書。計画の案。また、計画や意見をのべる文体。「上策(最上の案)」「下策(まずいがやむをえない案)」「対策(事件を処置するための案。また、その文体)」 サクス{動}計画する。 {名}占いに用いるめどぎ。〈同義語〉→筴。〈類義語〉→籤セン。「占策」「神策(おみくじ)」 {名}むち。先端がぎざぎざととがって、馬の腹を刺激するむち。〈類義語〉→鞭ベン。「策鞭サクベン」 {動}むちうつ。馬をむちでうつ。また、むちでうつように刺激を与える。「策励(刺激してはげます)」「策其馬=ソノ馬ニ策ツ」〔→論語{名・動}つえ(ツ)。つえつく(ツツク)。むちのような形をしたつえ。また、それをつく。「扶策フサク(つえをわきの下に入れてからだをささえる)」 {名}永字八法の一つ。 《解字》 会意兼形声。朿シ・セキはとげの出た枝を描いた象形文字。刺(さす)の原字。策は「竹+音符朿シ(とげ)」で、ぎざぎざととがっていて刺激するむち。また竹札を重ねて端がぎざぎざとつかえる冊(短冊)のこと。 《単語家族》 積(端がぎざぎざとするように重ねる)柵サク(木をぎざぎざに並べたさく)などと同系。 《類義》 →計 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3282 での単語。