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【簡】🔗🔉

【簡】 18画 竹部 [六年] 区点=2042 16進=344A シフトJIS=8AC8 《常用音訓》カン 《音読み》 カン/ケン〈jin〉 《訓読み》 ふだ 《名付け》 あきら・ひろ・ふみ・やすし 《意味》 {名}ふだ。竹のふだ。むかし、紙のなかったころ、竹ふだや、木のふだに字を書いてひもでとじならべた。一枚ずつ間があくので簡という。「竹簡」「木簡」 {名}文書・手紙のこと。「断簡(ばらばらになった文書)」「錯簡(竹ふだのつなぎのひもが切れて、前後入れ違って意味の通じなくなった文書)」「手簡(てがみ)」 {名}君主の命令を書いた文書。「簡書」 {動}辞令を書いて任命する。「簡授(任命する)」 {形}間があいている。つめずにあけてある。また、間をはぶいてある。〈対語〉→密。〈類義語〉→略。「簡略」 {形}手をぬいてあるさま。おろそかなさま。〈対語〉→繁→慎。〈類義語〉→慢。「繁簡」「簡慢」「吾党之小子狂簡=吾ガ党ノ小子狂簡ナリ」〔→論語{動}よりわける。えらび出す。▽揀カンに当てた用法。〈同義語〉→柬→揀。「簡閲(調べてよしあしをよりわける)」 {名}選別の結果、出てきた証拠。「有旨無簡不聴=旨アレドモ簡ナケレバ聴カズ」〔→礼記「簡簡」とは、ゆとりがあって大きいさま。 《解字》 会意兼形声。間は、門のすきまがあいて、月(日)がそのあいだから見えることを示す会意文字。簡は「竹+音符間カン」で、一枚ずつ間をあけてとじる竹の札。 《類義》 →選 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

漢字源 ページ 3316 での単語。