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【義】🔗🔉

【義】 13画 羊部 [五年] 区点=2133 16進=3541 シフトJIS=8B60 《常用音訓》ギ 《音読み》 ギ〈y〉 《訓読み》 よい(よし) 《名付け》 あき・いさ・しげ・たけ・ただし・ちか・つとむ・とも・のり・みち・よし・よしのり・より 《意味》 {名・形}すじ道。かどめ。かどめが正しい。▽孟子によると、よしあしの判断によって、適宜にかどめをたてること。荀子ジュンシによると、長い経験によって、社会的によいと公認されているすじ道。儒教の五常(仁・義・礼・智・信)の一つ。〈類義語〉→宜→誼ギ。「節義」「君臣有義=君臣ニハ義有リ」〔→孟子{名・形}よい(ヨシ)。利欲に引かれず、すじ道をたてる心。みさお。かどめただしい。▽日本では、特に、主君への義理だての意。「正義」「義士」 {名・形}公共のためにつくすこと。また、そのさま。〈対語〉→私。〈類義語〉→公。「義倉(公共救済の米を入れておく倉)」「義捐金ギエンキン」 {名}ことばや行いに含まれている理由。わけ。意味。〈類義語〉→誼ギ。「字義」「意義」 {名・形}約束してちかった親類関係。また、そのような関係の。「結義(義兄弟のちかいを結ぶ)」「義兄」「義子(養子)」 {形}名目上の。かりの。人工の。「義足」「義髻ギケイ(のせたまげ)」 〔国〕かどめや、約束をとおすやり方。「律義」「義理がたい」 《解字》 会意兼形声。我は、ぎざぎざとかどめのたったほこを描いた象形文字。義は「羊(形のよいひつじ)+音符我」で、もと、かどめがたってかっこうのよいこと。きちんとしてかっこうがよいと認められるやり方を義(宜)という。 《単語家族》 峨ガ(かどめのたった山)儀(かどのあるさま)と同系。岸(かどめのたったきし)や彦ゲン(かどめの正しい顔をした美男)とも縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 3516 での単語。