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【翻】🔗🔉

【翻】 18画 羽部 [常用漢字] 区点=4361 16進=4B5D シフトJIS=967C 【飜】異体字異体字 21画 飛部 区点=7044 16進=664C シフトJIS=E3CA 《常用音訓》ホン/ひるがえ…す/ひるがえ…る 《音読み》 ホン/ハン〈fn〉 《訓読み》 ひるがえる(ひるがへる)/ひるがえす(ひるがへす)/くつがえる(くつがへる)/くつがえす(くつがへす) 《意味》 {動}ひるがえる(ヒルガヘル)。ひるがえす(ヒルガヘス)。平らに開く。平らな面がひらひらする。ぱたぱたと動かす。はためく。「酒旗翻=酒旗翻ル」「翻手作雲覆手雨=手ヲ翻セバ雲ト作リ手ヲ覆セバ雨」〔→杜甫{動}くつがえる(クツガヘル)。くつがえす(クツガヘス)。ひるがえって裏が見える。ひっくりかえって裏返しになる。裏返しにする。〈類義語〉→反→覆。「翻盆=盆ヲ翻ス」 {動}裏表をいれかえる。表現を裏返しにする。「翻訳」「翻案(従来の作品のすじをいれかえる)」 「翻然ホンゼン」とは、今までのやり方がすっかり裏返しにかわるさま。「翻然自改=翻然トシテミヅカラ改ム」 「翩翻ヘンポン」とは、ひらひら飛ぶさま。また、うすく平らな物がひらひらするさま。 《解字》 会意兼形声。番は、田に米の種を平らに広げてまくさま。平らに開いた意を含む。播ハの原字。翻は「羽+音符番」で、羽のようにうすく平らで、ひらひらすること。くつがえる意に用いるのは反ハン・ホンに当てた用法。 《単語家族》 幡ハン(平らに開いた旗)繙ハン(巻き物を平らに開く)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 3540 での単語。