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【職】🔗🔉

【職】 18画 耳部 [五年] 区点=3106 16進=3F26 シフトJIS=9045 《常用音訓》ショク 《音読み》 ショク/シキ〈zh〉 《訓読み》 つかさ/つかさどる/もとより 《名付け》 つね・もと・よし・より 《意味》 {名}つかさ。よく心得ている一定の仕事や持ち場。〈類義語〉→業→司。「曠職=職ヲ曠シクス」「述職(諸侯が天子に職務を報告する)」 {名}本分としてなすべき事がら。生活を支える仕事。「婦職(嫁としての務め)」 {名}割り当て。みつぎもの。「四夷納職=四夷職ヲ納ル」〔→淮南子{動}つかさどる。一定の仕事の責任を負う。〈類義語〉→司→主。「職方氏(地方を管理する周代の官)」「非博士官所職=博士ノ官ノ職ル所ニアラズ」〔→史記ショクトシテ{副}もとより。本来そうあるべきものとして。おもに。もっぱら。〈類義語〉→主。「職是由此=職トシテコレニ由ル」 《解字》 会意兼形声。右側の字の原字は「弋(くい)+辛(切れめをつける刃物)」から成り、くいや切れめで目じるしをつけること。のち、「音(口には出さずだまっているさま)+弋(目じるし)」の会意文字となり、口でいうかわりにしるしをつけて、よく区別すること。識別の識の原字。職はそれを音符とし、耳を加えた字で、耳できいてよく識別することを示す。転じて、よく識別でき、わきまえている仕事の意となる。 《単語家族》 幟シ(識別する目じるしの旗)識シキ(ことばでみわける)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3579 での単語。