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【脱】🔗🔉

【脱】 11画 肉部 [常用漢字] 区点=3506 16進=4326 シフトJIS=9245 《常用音訓》ダツ/ぬ…ぐ/ぬ…げる 《音読み》 ダツ/ダチ/タツ/タチ〈tu〉 《訓読み》 ぬげる/ぬぐ 《意味》 ダッス{動}ぬぐ。身につけている物を、はなしてとりさる。外皮や衣がはなれてぬげる。「脱皮」 ダッス{動}はなれてぬけ出す。ぬけてとれる。「離脱」「脱落」「不脱於虎口=虎口ヲ脱セズ」〔→史記{形}あっさりと離れている。ねちねちとこだわらない。さばけている。「洒脱シャダツ」「超脱」 {動・名}せみがからをぬぐ。また、ぬけがら。▽蛻タイ・セイに当てた用法。「其状若脱=ソノ状脱ノゴトシ」〔→荘子{副}もし。ひょっとして。あるいは。「時脱有尽不能知者=時ニ脱ハコトゴトクハ知ルアタハザル者有ラン」〔→李商隠「脱脱タイタイ」とは、そっとぬけ去るように、ゆるやかなさま。▽兌タイに当てた用法。「舒而脱脱兮=舒ニシテ脱脱タリ」〔→詩経〕 《解字》 会意兼形声。兌タイは「八(左と右にはなす)+兄(頭の大きい子ども)」の会意文字で、子どもの衣服をはなしてぬがせるさま。脱は「肉+音符兌」で、骨から肉をはなすこと。転じて広く、はなす、ぬけてとれるの意に用いる。→兌 《単語家族》 奪(ぬきとる)悦(心のしこりがぬける→よろこぶ)蛻タイ・セイ(せみがからをぬぐ)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

漢字源 ページ 3628 での単語。