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【襄】🔗🔉

【襄】 17画 衣部  区点=7487 16進=6A77 シフトJIS=E5F5 《音読み》 ジョウ(ジャウ)/ソウ(サウ)/ショウ(シャウ)〈xing〉 《訓読み》 のぼる/あげる(あぐ)/はらう(はらふ)/たすける(たすく) 《意味》 ジョウス{動}のぼる。割りこむ。▽「のぼる」という訓は正確でない。「懐山襄陵=山ヲ懐キ陵ニ襄ス」〔→書経{動}あげる(アグ)。上に向ける。「交竜襄首奮翼=交竜ハ首ヲ襄ゲ翼ヲ奮フ」〔→漢書{動}はらう(ハラフ)。わきにはらいのける。〈同義語〉→攘。「不可襄也=襄フベカラザルナリ」〔→詩経{動}たすける(タスク)。間に割りこみ、わきから仕事をたすける。また、たすけてやりとげさせる。「賛襄サンジョウ」「襄事=事ヲ襄ク」 {名}三頭または四頭だての馬車の、内側につける馬。〈同義語〉→驤。〈対語〉→服(両わきにつけるそえ馬)。「両服上襄(両わきのそえ馬とまん中の良馬)」〔→詩経〕 《解字》 会意兼形声。原字は、中にいろいろなものを入れてまぜることをあらわす会意文字。爻印を含み、まぜあわせることをあらわす。襄は、それを音符とし、衣(外側のおおい)を加えたもので、中に割りこむの意をあらわす。 《単語家族》 釀(=醸。つぼの中に材料を入れてかもす)嚢ノウ(ふくろ)攘ジョウ(まぎれこんできたものを始末してしまう)讓(=譲。すきまに割りこませる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

漢字源 ページ 4006 での単語。