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【典】🔗🔉

【典】 8画 八部 [四年] 区点=3721 16進=4535 シフトJIS=9354 《常用音訓》テン 《音読み》 テン〈din〉 《訓読み》 のり/つね/つかさどる/さかん(さくわん) 《名付け》 おき・すけ・つかさ・つね・のり・ふみ・みち・もり・よし・より 《意味》 {名}ずっしりとした、貴重で基本となる書物。▽「書経」の文体を典・謨ボ・誓セイ・命という。「古典」「経典」「舜典(「書経」の篇名)」 {名}のり。ずっしりとして基準となる教え。転じて、原則のこと。「典範テンパン」「典型」 {形}つね。古典の教えの意から、ずっしりとしてかわらない基準の。「典常」「典例」。▽のり・つねなどの意は、すべて古典を生活の基準としたことからの派生義である。 「典故」とは、故事。「出典(故事の出どころ)」 {動}つかさどる。職務として一定の仕事をあずかる。▽訓の「つかさどる」は、「司ツカサ+取る」から。「典衣(衣服係の役目)」 テンス{動}質に入れる。「典当」「朝回日日典春衣=朝ヨリ回リテ日日ニ春衣ヲ典ス」〔→杜甫〕 〔国〕さかん(サクワン)。四等官で、大宰府の第四位。 《解字》 会意。上部は長短ある竹簡(竹礼に書いた書物)の形を描いたもので冊の字の原形。下部にそれを載せ並べる台の形を加えたもので、ずっしりした書物を平らに陳列することを意味する。 《単語家族》 展(並べる)殿(ずっしりと重い)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物

漢字源 ページ 421 での単語。