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【費】🔗🔉

【費】 12画 貝部 [四年] 区点=4081 16進=4871 シフトJIS=94EF 《常用音訓》ヒ/つい…える/つい…やす 《音読み》 ヒ〈fi〉 《訓読み》 ついえる/ついやす(つひやす)/ついえ(つひえ) 《名付け》 もち 《意味》 {動}ついやす(ツヒヤス)。まとまった金品をばらばらに分散させて使いへらす。また、力や心を使いへらす。「消費」「費力=力ヲ費ヤス」「費言=言ヲ費ヤス」「君子恵而不費=君子ハ恵ミテ費ヤサズ」〔→論語{名}ついえ(ツヒエ)。つかうための金品。もとでとなる金銭。支出する費用。「経費」「学費」「費用」 ヒナリ{形}つかいすぎである。よけいな。「辞費也」 {名}地名。春秋時代の魯ロの領地の一つ。今の山東省費県にあたる。▽去声に読む。 《解字》 会意兼形声。弗フツは「豆のつる+左右にはらいのけるしるし」の会意文字で、まとまった物を左と右にはらいわけること。拂(=払。はらう)の原字。費は「貝(財貨)+音符弗フツ」で、財貨を支払って、ばらばらに分散させてしまうこと。→弗 《単語家族》 非ヒ(二つにわける)霏ヒ(ばらばら)と同系。また分や貧は、その語尾が転じたことば。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4237 での単語。