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【酸】🔗🔉

【酸】 14画 酉部 [五年] 区点=2732 16進=3B40 シフトJIS=8E5F 《常用音訓》サン/す…い 《音読み》 サン〈sun〉 《訓読み》 す/すい(すし) 《意味》 {名}す。すっぱい液体。穀物や乳を発酵させたり、果物の汁をとったりしてつくる。筋骨をスマートにし、からだを柔らげる作用があるとされた。〈類義語〉→醋ソ/サク→酢ソ/サク。「乳酸」「果酸」 {形}すい(スシ)。酢のような味がする。すっぱい。五味(辛・酸・苦・甘・鹹カン)の一つ。 {名}酸性をおびた水素化合物。水にとけると水素イオンを生じ、リトマス試験紙を赤くする。「塩酸」「酸性」 {形・名}つんと鼻をついて涙をうながすようなつらい感じがするさま。つらさ。わびしさ。「酸鼻(鼻につんとこたえて涙をさそうような)」「寒酸(貧しくてわびしい)」「辛酸(つらさ)」 {形}〔俗〕だるくてつらい。「腰酸ヤオスワン(こしがだるい)」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音シュン)は、「允イン(すらりとした柔らかい人の姿)+夂(足)」で、スマートにたった人をあらわす。酸はそれを音符とし、酉(さけ)を加えた字で、筋骨を柔らげ、スマートにする発酵液のこと。 《類義》 醋と酢とは、発酵した汁を長くすえおいて、すっぱい味を出したもの。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4551 での単語。