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【関】🔗🔉

【関】 14画 門部 [四年] 区点=2056 16進=3458 シフトJIS=8AD6 【關】旧字旧字 19画 門部 区点=7980 16進=6F70 シフトJIS=E890 《常用音訓》カン/せき 《音読み》 カン(クン)/ケン〈gun〉 《訓読み》 かんぬき(くゎんぬき)/とざす/せき/かかわる(かかはる)/あずかる(あづかる) 《名付け》 せき・とおる・み・もり 《意味》 {名}かんぬき(クワンヌキ)とびらの金具をつらぬいて門をしめる横棒。「関鍵カンケン」「閉関我自枕書眠=関ヲ閉ヂテ我オノヅト書ニ枕シテ眠ル」〔→黄遵憲{動}とざす。とびらにかんぬきを通してしめる。「門雖設而常関=門ハ設クトイヘドモ常ニ関セリ」〔→陶潜{名}せき。国境や要所をせきとめて、通行者をしらべ、または税をとる所。「辺関(国境のせき所)」「関市譏而不征=関市ニテハ譏スレドモ征セズ」〔→孟子{名}かんぬきの意から転じて、物と物とのつなぎめのしくみ。からくり。「関節」「機関」 {名}さかいめ。「年関(旧年と新年との境、おおみそか)」 カンス{動}かかわる(カカハル)。あずかる(アヅカル)。物をつなぐように関係する。両側をつらぬいて中つぎをする。つながる。▽かんぬきが左右のとびらをつなぐことから。「連関」「関懐(心にかける)」「互不相関=互ヒニアヒ関セズ」「越人関弓而射之=越人弓ヲ関シテコレヲ射ル」〔→孟子{前}多くは「関於…」の形で用い、…について、…に関して、の意。 {名}関連する者がお互いにまわす文書。「関書(相互の契約書)」「関餉カンショウ(規定による給料)」 〔国〕終極の所。「関の山」相撲で十両以上の者。「関取り」「大関」 《解字》 会意兼形声。丱カンは、=の両線を横線でつらぬいたさま。關の中の部分は、丱にひもの形をそえたもので、あなにひもをつらぬいて、つづりあわせること。關はそれを音符とし、門(両とびら)を加えた字で、左右のとびらにかんぬきをつらぬいて、しめることを示す。▽関は、宋ソウ・元代以来の俗字を採用したもの。 《単語家族》 丱カン(かんざしで髪の毛をつらぬいたあげまき)貫カン(つらぬく)串セン・カン(つきとおす)穿セン(つきとおす)などと同系。 《類義》 →閉 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

漢字源 ページ 4701 での単語。