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【険】🔗🔉

【険】 11画 阜部 [五年] 区点=2417 16進=3831 シフトJIS=8CAF 【險】旧字人名に使える旧字 16画 阜部 区点=8010 16進=702A シフトJIS=E8A8 《常用音訓》ケン/けわ…しい 《音読み》 ケン(ケム)〈xin〉 《訓読み》 けわしい(けはし) 《名付け》 たか・のり 《意味》 ケンナリ{形・名}けわしい(ケハシ)。山の頂きが剣のように切りたっているさま。とがって通りにくい。また、その状態。〈同義語〉→嶮。〈対語〉→安→平→易。「険易」「険阻既遠=険阻スデニ遠ザカル」〔→孟子ケンナリ{形}けわしい(ケハシ)。切りたってあぶない。なにがおこるか、どうなるかわからない。〈対語〉→安。「陰険」「姦険カンケン(悪だくみをしてあぶなくてならない)」 {名}地形のけわしい所。また、あぶないこと。「探険」「冒険(危険をおかす)」「小人行険以徼幸=小人ハ険ヲ行ヒテモッテ幸ヲ徼ム」〔→中庸ケンナリ{形}文章や字体が、ふつうと違っていてきつくひねってある。かどだっている。「険勁ケンケイ」「運筆険峭ケンショウ」 {形}とげとげしい。きびしい。やりにくい。〈対語〉→易→夷。「険易」「険妬ケント」 ケンニス{動}とげとげしくする。「険徳=徳ヲ険ニス」 ケンナリ{形}つつましい。▽倹に当てた用法。「険而易行=険ニシテ行ヒ易シ」〔→左伝〕 《解字》 会意。僉センは「あつめるしるし+口二つ+人二つ」の会意文字。多くの人や物をよせ集めたさま。險は「阜(おか)+僉」で、山の頂上が斜線を集めた形にとがっていること。→僉 《単語家族》 劍ケン(=剣。刃のとがったつるぎ)と同系。 《類義》 危は、いまにもくずれおちそうなこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4752 での単語。