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【陵】🔗🔉

【陵】 11画 阜部 [常用漢字] 区点=4645 16進=4E4D シフトJIS=97CB 《常用音訓》リョウ/みささぎ 《音読み》 リョウ〈lng〉 《訓読み》 おか(をか)/みささぎ/しのぐ 《名付け》 おか・たか 《意味》 {名}おか(ヲカ)。すじ状の山波の線。山の背すじ。〈類義語〉→丘→岡。「山陵」 {名}みささぎ。おかの形をした、天子の墓。「陵墓」「始皇陵(秦シンの始皇帝の墓)」 {動}力をこめて高い所に登る。〈同義語〉→凌。「陵雲之志リョウウンノココロザシ(雲に登るほどの志)」〔→漢書{動}しのぐ。力をこめて痛めつける。うちひしぐ。むりに相手の上に出る。〈同義語〉→凌。「侵陵(=侵凌)」「陵辱(=凌辱)」「陵虐小国=小国ヲ陵虐ス」〔→左伝〕 《解字》 会意兼形声。右側の字(音リュウ)は「陸の略体+夂(あし)」の会意文字で、足の筋肉にすじめを入れるほど力んで丘に登ること。陵はそれを音符とし、阜(おか)を加えた字で、山の背のすじめ、つまり稜線リョウセンのこと。 《単語家族》 凌リョウ(氷のすじ)綾リョウ(すじめ入りのあや織り)と同系。また、力(手足の筋肉をすじばらせてりきむ)・肋ロク(すじめのあらわな胸の骨)などは、陵の語尾が入声(つまり音)に転じたことば。 《類義》 →山 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 4769 での単語。