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【際】🔗🔉

【際】 14画 阜部 [五年] 区点=2661 16進=3A5D シフトJIS=8DDB 《常用音訓》サイ/きわ 《音読み》 サイ/セイ〈j〉 《訓読み》 きわ(きは) 《名付け》 きわ 《意味》 サイス{動・名}相接してたがいにすれあう。ふれあう。また、他とのふれあいや交わり。「際会」「交際(人と人とがもみあいふれあうこと)」「国際(国どうしがふれあうこと)」「高不可際=高クシテ際スベカラズ」〔→淮南子{名}きわ(キハ)。二つの物がすれすれに接する境め。「水際」「天際(空と地の接するさかいめ)」「秋冬之際(秋と冬の接するさかい)」 {名}きわ(キハ)。他のものとのふれあい方。また、互いの領域の接しぐあい。「分際(他とのふれあいからみた自分の領域)」「実際(物事のふれあい方の実情)」「真際(物事のふれあい方の真相)」 {名}時勢や変化などとのふれあい方。また、その時の接しぐあい。しおどき。めぐりあわせ。「際遇」「際可之仕サイカノシ」〔→孟子〕 〔国〕とき。また、場合。「この際はとりやめる」 《解字》 会意兼形声。祭は「肉+手+示(まつり)」からなる会意文字で、お供えの肉をこすってよごれをとることを示す。こすりあわせるの意を含む。際は「阜(かべ)+音符祭」で、壁と壁とがこすりあうように、すれすれに接することをあらわす。 《単語家族》 察サツ(こすってよごれをとって見る)擦(こすってよごれをとる)などと同系。また、搓サ(こする)・拶サツ(こする、もみあう)などとも縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4790 での単語。