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【騒】🔗🔉

【騒】 18画 馬部 [常用漢字] 区点=3391 16進=417B シフトJIS=919B 【騷】旧字人名に使える旧字 20画 馬部 区点=8159 16進=715B シフトJIS=E97A 《常用音訓》ソウ/さわ…ぐ 《音読み》 ソウ(サウ)〈so〉 《訓読み》 さわぐ/さわがしい(さわがし)/うれい(うれひ)/さわぎ 《意味》 {動・形}さわぐ。さわがしい(サワガシ)。敏感な馬がいらだって、前足で土をかく。転じて、おちつかずにざわめく。また、ざわめいてやかましい。〈類義語〉→懆ソウ。「喧騒ケンソウ」「騒擾ソウジョウ(さわいでかき乱す)」 {名}うれい(ウレヒ)。いらだたしいやるせなさ。また、おちつかないいらいらした感じ。「牢騒ロウソウ(不満やいらだち)」 {名}いらだたしくてやるせない気持ちのあふれた韻文。▽屈原のつくった詩「離騒」とは「いらだち(騒)にとりつかれた(離)」との意。それを手本とした韻文を騒体という。 {形}多感で詩的なさま。「風騒(「詩経」の国風と、屈原の「離騒」。多感で風流なこと)」「騒人(多感な詩人や文人)」 〔国〕さわぎ。争い。また、世の中のよくない事件や暴動。 《解字》 会意兼形声。蚤ソウは「虫+つめ」から成り、のみにさされてつめでいらいらと掻カくことをあらわす。騷は「馬+音符蚤」で、馬が足掻アガくようにいらだつことをあらわす。 《単語家族》 掻ソウ(かく)懆ソウ(おちつかない)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 5024 での単語。