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【魄】🔗🔉

【魄】 15画 鬼部  区点=8216 16進=7230 シフトJIS=E9AE 《音読み》 ハク/ヒャク〈p〉/タク〈tu・b〉 《訓読み》 たましい(たましひ) 《意味》 {名}たましい(タマシヒ)。肉体をとりまとめてその活力のもとになるもの。▽「魂」は陽、「魄」は陰で、「魂」は精神の働き、「魄」は肉体的生命をつかさどる活力。人が死ねば魂は遊離して天上にのぼるが、なおしばらく魄は地上に残ると考えられていた。〈類義語〉→魂。「魂魄コンパク」「魄力ハクリョク」 {名}人のからだ全体のわく。肉体の形。「形魄ケイハク」 {名}月が細いとき、にぶく光って見える部分。月がた。〈同義語〉→覇。「死魄シハク」「生魄セイハク」 {名}月。また、月光。 「魄然ハクゼン」とは、外形だけあって中のうつろなさま。 「落魄ラクタク・ラクハク」とは、おちぶれること。定まった職業がなく貧しいこと。〈同義語〉落拓。 《解字》 会意兼形声。「鬼+音符白(ほのじろい、外わくだけあって中みの色がない)」。人のからだをさらして残った白骨、肉体のわくのことから、形骸ケイガイ・形体の意となった。 《単語家族》 白覇ハク・ハ(月の外わく)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 5073 での単語。