複数辞典一括検索+

【図】🔗🔉

【図】 7画 囗部 [二年] 区点=3162 16進=3F5E シフトJIS=907D 【圖】旧字旧字 14画 囗部 区点=5206 16進=5426 シフトJIS=9AA4 《常用音訓》ズ/ト/はか…る 《音読み》 ズ(ヅ)/ト〈t〉 《訓読み》 えがく(ゑがく)/はかる 《名付け》 なり・のり・はかる・みつ 《意味》 {名}狭い紙面に物の形や地形を押しこめて書きつけたもの。〈類義語〉→画→書。「地図」「図窮而匕首見=図窮マリテ匕首見ハル」〔→史記{動}えがく(ガク)。形を書きつける。「使画工図形=画工ヲシテ形ヲ図カシム」〔→西京雑記{動}はかる。得失や手だてを検討する。〈類義語〉→度。「図不軌=不軌ヲ図ル」「願図国事於先生也=願ハクハ国事ヲ先生ニ図ラン」〔→史記{名}はかりごと。計画。「企図」「図謀」 「不図ハカラザリキ」とは、文頭につき、思いもよらないことにの意をあらわすことば。〈同義語〉不料ハカラザリキ。「不図為楽之至於斯也=図ラザリキ、楽ヲ為スコトノ斯ニ至ラントハ」〔→論語〕 〔国〕「図に当たる」は、物事が自分の思ったとおりになること。「図に乗る」は、調子にのってつけあがること。 《解字》 会意。圖の中は、鄙ヒの字に含まれ、米倉のある農村の所領を示す。圖はそれと囗(かこい)を合わせた字で、領地を囗印の紙面のわく内に書きこんだ地図をあらわし、貯と近く、狭いわく内に押しこめた意を含む。また著や着と同系で、定着させる意を含むから、図形を書きつけて紙上に定着させる意とも考えられる。 《類義》 →計 《異字同訓》 はかる。 図る「合理化を図る。解決を図る。便宜を図る」計る「時間を計る。計り知れない恩恵。まんまと計られる」測る「水深を測る。標高を測る。距離を測る。面積を測る。測定器で測る」量る「目方を量る。升で量る。容積を量る」謀る「暗殺を謀る。悪事を謀る」諮る「審議会に諮る」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 896 での単語。