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【宛】 8画 宀部  区点=1624 16進=3038 シフトJIS=88B6 《音読み》 エン(ン)/オン(ヲン)〈yun・wn〉 《訓読み》 まがる/かがむ/あたかも/あて/ずつ(づつ) 《意味》 {動}まがる。かがむ。からだや姿をくねらせる。〈同義語〉→婉エン。「宛転エンテン」 エンタリ{形}くねくねとまがったさま。「宛曲エンキョク(相手に逆らわず、相手にあわせて調子をまげること)」「一水宛秋蛇=一水ハ宛トシテ秋蛇」〔→王安石{副}あたかも。原物のとおりに姿がまがっているの意から、まるで本物そっくりで、非常によく似ていることをあらわすことば。さながら。「宛如〜(あたかも〜のごとし)」「宛然エンゼン」 「大宛ダイエン」とは、漢代、天山山脈中のフェルガナ地方にあった国の名。西域の代表国とみなされ、良馬の産出地として知られた。 〔国〕あて。名ざし。また割り当て。「宛名アテナ」ずつ(ヅツ)。割り当て。「三つ宛」 《解字》 会意兼形声。下部の字(音エン)は、人がまるくからだをくねらせたさま。宛はそれを音符とし、宀(やね)を加えた字で、おおいの下でからだをまるくかがめることを示す。 《単語家族》 婉エン(女がからだをくねらせる)円(まるい)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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