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【差】 10画 工部 [四年] 区点=2625 16進=3A39 シフトJIS=8DB7 《常用音訓》サ/さ…す 《音読み》 /シャ〈ch・ch〉/〈c〉/サイ/サ/セ〈chi〉/ 《訓読み》 たがう(たがふ)/いえる(いゆ)/やや/つかわす(つかはす)/さす 《名付け》 しな・すけ 《意味》 {名}違い。そろわないで生じた違い。〈対語〉→同→斉セイ。〈類義語〉→錯→異。「等差」「各有差=各差有リ」 {名}引き算の答え。〈対語〉→和。「和差算」 {動}たがう(タガフ)。同じにそろわない。じぐざぐになる。等級をつける。〈対語〉→斉。「相差=相ヒ差フ」「差次」 {動}いえる(イユ)。ようすが少し違ってくる。病状がかわっていくらかよくなる。▽正しくは去声に読む。「疾少差=疾少シク差ユ」〔→魏志{副}やや。いくらか。▽去声に読む。「似差長=ヤヤ長ズルニ似タリ」 {形}〔俗〕劣っている。違いがついているさま。 {形}ちぐはぐで、そろわないさま。 {動}つかわす(ツカハス)。「差遣サケン」「差通事大宅年雄=通事大宅年雄ヲ差ス」〔→円仁〕 〔国〕さす。先方に進める意を含む動詞の接頭辞。「差し出す」さす。先方へ入れる。こちらにはいる。「水を差す」「光が差す」「潮が差す」さす。かさを頭上にかざす。また、刀を腰の帯にはさみ入れる。さす。舞のしぐさで、手を前のほうに出す。また、将棋で、こまを進める。「差し手」 《解字》 会意兼形声。左はそばから左手でささえる意を含み、交叉コウサの叉(ささえる)と同系。差は「穂の形+音符左」。穂を交差してささえると、上端は×型となり、そろわない。そのじぐざぐした姿を示す。 《単語家族》 槎サ(ちぐはぐに結んだいかだ)嵯サ(じぐざぐした山)などと同系。 《類義》 異は、普通とは別なこと。錯は、重ねた端が出入りしてそろわないこと。転じて、雑然と乱れたり、本筋からはずれたりする意に用いる。愆ケンは、心が常道をそれること。違は、↓↑型にいきちがいになること。 《異字同訓》 さす。 差す「腰に刀を差す。かさを差す。差しつ差されつ。行司の差し違え。抜き差しならぬ。差し支え。差し出す」指す「目的地を指して進む。名指しをする。指し示す」刺す「人を刺す。布を刺す。本塁で刺される。とげが刺さる」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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