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【天外】🔗🔉

【天外】 テンガイ 天のかなた。はるかに遠い所や、非常に高い所。『天表テンピョウ』〔国〕思いもよらないこと。「奇想天外」

【天功】🔗🔉

【天功】 テンコウ 天子の仕事。天子の天下をおさめる仕事のこと。〔→書経天のてがら。天の功績。

【天主】🔗🔉

【天主】 テンシュ 天の神の一。キリスト教で、神。デウス。

【天仗】🔗🔉

【天仗】 テンジャウ 天子の行列を護衛する儀仗兵ギジョウヘイ。

【天生】🔗🔉

【天生】 テンセイ 天が物をうみ出す。「天性」と同じ。「天生麗質難自棄=天生ノ麗質ハミヅカラ棄テ難シ」〔→白居易

【天仙】🔗🔉

【天仙】 テンセン 天にのぼる力のある仙人センニン。「山上多生不死薬、服之羽化為天仙=山上多ク不死ノ薬ヲ生ジ、コレヲ服スレバ羽化シテ天仙ト為ル」〔→白居易

【天台】🔗🔉

【天台】 テンダイ 山名。浙江セッコウ省天台県の北にある。天台宗の聖地。〔仏〕八宗の一つ。天台宗。隋ズイのとき智者チシャ大師が天台山において、「法華経」と竜樹の思想をもととしてはじめ、日本では、桓武カンム天皇のとき入唐した最澄が、天台山で学び、比叡ヒエイ山で広めた。

【天辺】🔗🔉

【天辺】 テンペン 大空の果て。遠く離れた場所。「天辺長作客=天辺長ニ客ト作ル」〔→杜甫

【天民】🔗🔉

【天民】 テンミン 天の法則に従う人民。〔→孟子天が生じた民。人民のこと。「予天民之先覚者也=予ハ天民ノ先覚者ナリ」〔→孟子老荘の思想を体得した人。〔→荘子

【天目】🔗🔉

【天目】 テンモク 黒釉コクユウのかかった陶磁器の総称。▽名称の起源は、鎌倉時代に禅僧たちが、浙江セッコウ省北部の天目山の寺院から持ってきた建盞ケンサン(福建省建窯の茶わん)を「天目」と呼んだことからとされる。

【天衣】🔗🔉

【天衣】 テンイ 天人の着物。天子の着物。

【天衣無縫】🔗🔉

【天衣無縫】 テンイムホウ〈故事〉天女の着ている衣服には縫い目がない。詩や文章にわざとらしさがなく、自然で美しいことのたとえ。〔国〕転じて、言動を思うとおりにして、純真であるさま。

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