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【孝行】🔗🔉

【孝行】 コウコウ 親をたいせつにし、子として力を尽くす。また、その行い。

【孝弟】🔗🔉

【孝弟】 コウテイ =孝悌。親に孝行で、兄や目上の人に対して柔順なこと。〔→論語

【孝貞】🔗🔉

【孝貞】 コウテイ 親によく仕え、夫に誠をつくす。

【孝孫】🔗🔉

【孝孫】 コウソン 先祖の祭りに従事する直系の子孫。

【孝情】🔗🔉

【孝情】 コウジョウ 親を思う心情。『孝心コウシン』

【孝敬】🔗🔉

【孝敬】 コウケイ 親には孝行し、目上の人に対しては尊敬して、心から仕えること。また、その人。「先王以是経夫婦、成孝敬=先王コレヲモッテ夫婦ヲ経シ、孝敬ヲ成ス」〔→詩経目上の人にものを差しあげる。また、目上の人からものをいただく。

【孝順】🔗🔉

【孝順】 コウジュン 父母の気持ちに逆らわずに、よく仕えること。親孝行で柔順なこと。

【孝感】🔗🔉

【孝感】 コウカン りっぱな孝行の行いに、神が感動すること。〔→晋書

【孝慈】🔗🔉

【孝慈】 コウジ 親をたいせつにし、子孫をかわいがる。「孝慈則忠=孝慈ナレバスナハチ忠」〔→論語〕「絶仁棄義、民復孝慈=仁ヲ絶チ義ヲ棄ツレバ、民孝慈ニ復ス」〔→老子

【孝廉】🔗🔉

【孝廉】 コウレン 官吏任用科目の一つ。前漢、武帝の時代から設けられた。郡や諸侯王国の長官からその地方の孝行で清廉潔白な人物を推薦させ、官吏に採用したもの。明ミン・清シン代には挙人(科挙第一次試験合格者)の別名となった。「孝廉方正」

【孝養】🔗🔉

【孝養】 コウヨウ 親をたいせつにして養い、孝行をする。

【孝経】🔗🔉

【孝経】 コウキョウ〈書物〉一巻一八章。編者・成立年代ともに不明。孔子が門人の曾子ソウシを相手として、孝が「徳(人間の本性)のもとであり、教えのよって出ずる所である」ことを説いた書。孝とは、「身体髪膚」を父母から授けられたという事実に基づいて父母を敬愛し、その血脈の源流である祖先への祭祀サイシを永遠に保持すること、つまり天与の生物的血統をつなぐことを本旨とする。本書は、道徳や政治の根源が孝から発するのだというきわめて中国的な家系血統本位の考えをのべた書である。孝の思想は、氏ウジの連合体から成った古代日本の体制によく適合したため、養老令大学令では、『論語』と並んで各科兼習の重要書と指定されており、のち長く重視された。十三経の一つ。

漢字源 ページ 1174