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【寒天】🔗🔉

【寒天】 カンテン 冬の寒々とした空。寒空。〔国〕てんぐさの煮汁を固まらせたもの。また、それを原料としたゼラチン状の食品。

【寒玉】🔗🔉

【寒玉】 カンギョク 冷ややかに澄んだ美しい玉。竹のこと。緑玉。美しい水の流れ。しみず。清らかで美しい顔かたちのたとえ。月のこと。(6)琴瑟キンシツの名。

【寒衣】🔗🔉

【寒衣】 カンイ 寒いときの薄着。冬の着物。「寒衣処処催刀尺=寒衣処処刀尺ヲ催ス」〔→杜甫北京ペキンの風俗で、十月一日に、先祖をまつり、門口でもやす、紙でできた着物。

【寒灰】🔗🔉

【寒灰】 カンカイ 火の気のない灰。「金棺葬寒灰=金棺寒灰ヲ葬ル」〔→李白転じて、心の働きがなくなり、心中索漠サクバクとしていることのたとえ。

【寒行】🔗🔉

【寒行】 カンギョウ 寒い時期に行う苦行。冬に水ごりをすることや、山で座禅したりすることなど。

【寒江】🔗🔉

【寒江】 カンコウ 寒々とした冬の川。「独釣寒江雪=独リ釣ル寒江ノ雪」〔→柳宗元

【寒光】🔗🔉

【寒光】 カンコウ 寒々としたけしき。冬げしきのこと。寒々とした冬の日光。寒々とした光。月の光、刀剣の光、鏡の光、滝の光、薄暗い灯火の光などにたとえる。

【寒色】🔗🔉

【寒色】 カンショク 寂しげなけしき。冬げしき。「千里江山寒色暮=千里ノ江山寒色暮ル」ぞっとして恐れている顔色。暖色に対して、寒い、涼しい感じを受ける色。青色などをいう。

【寒灯】🔗🔉

【寒灯】 カントウ もの寂しい灯。薄暗い灯。冬の夜のともしび。「旅館寒灯独不眠=旅館ノ寒灯独リ眠ラズ」〔→高適〕『寒檠カンケイ』

【寒声】🔗🔉

【寒声】 カンセイ 寒々とした風の音。冬の風の音。冷たい水の流れる音。寒々とした感じの鳥の鳴き声。カンゴエ〔国〕寒中に、経を読んだり謡などをうたったりして発声の練習をすること。

【寒村】🔗🔉

【寒村】 カンソン 活気のないさびれた村。貧村。

【寒雨】🔗🔉

【寒雨】 カンウ 寒々とした冬の雨。寂しげに降る雨。

【寒苦】🔗🔉

【寒苦】 カンク 寒さがひどいこと。また、きびしい寒さ。ひどい貧乏。貧苦。

漢字源 ページ 1254