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【寒松】🔗🔉

【寒松】 カンショウ 冬になっても葉を落とさない松の木。「人生非寒松=人生ハ寒松ニアラズ」〔→李白

【寒門】🔗🔉

【寒門】 カンモン 貧しく身分の低い家がら。『寒家カンカ・寒族カンゾク』北のはての地。〔→淮南子自分の家を謙そんしていうことば。拙宅。

【寒林】🔗🔉

【寒林】 カンリン 葉が落ちて寒々とした冬の林。〔仏〕インド摩掲陀マカダ国の王舎城のそばにあったという、死者を葬った所。屍陀林シダリンともいう。〔仏〕転じて、インド・西域地方で、死者を捨てる場所。

【寒威】🔗🔉

【寒威】 カンイ 激しい寒さの勢い。

【寒食】🔗🔉

【寒食】 カンショク〈故事〉冬至の日から数えて百五日めの日。陽暦で、四月四日か五日にあたる。この日の前後三日間は火を使うことを禁じ、煮たきした食事をしない風習があった。▽晋シンの文公が介之推カイシスイの焼死をあわれんで、その日に火を禁じ冷食を用いさせた故事に基づく。冷節とも。「簫鼓未休寒食酒=簫鼓イマダ休マズ寒食ノ酒」〔→元好問

【寒泉】🔗🔉

【寒泉】 カンセン 冷たい泉。冬の泉。

【寒柝】🔗🔉

【寒柝】 カンタク 冬の夜にうち鳴らす拍子木。また、その音。

【寒陋】🔗🔉

【寒陋】 カンロウ 貧しく身分の低いこと。『寒微カンビ』

【寒疾】🔗🔉

【寒疾】 カンシツ 寒さによっておきた病気。かぜなど。〔→孟子

【寒宵】🔗🔉

【寒宵】 カンショウ 寒い夜。「天涯霜雪霽寒宵=天涯ノ霜雪ハ寒宵ニ霽ル」〔→杜甫

【寒素】🔗🔉

【寒素】 カンソ 質素で、けがれのないこと。晋シン代の官吏任用制度の科目の一つ。

【寒梅】🔗🔉

【寒梅】 カンバイ 寒中に咲いている梅。「走傍寒梅訪消息=走リテ寒梅ニ傍ヒテ消息ヲ訪フ」〔→李白

【寒流】🔗🔉

【寒流】 カンリュウ 寒々とした冬の川の水の流れ。身分が低く貧しい人。南北両極地方から赤道へ向かって流れる温度の低い海流。

【寒渓】🔗🔉

【寒渓】 カンケイ 寒々とした冬の谷川。

【寒窓】🔗🔉

【寒窓】 カンソウ 冬の窓。「闇風吹面入寒窓=闇風面ヲ吹キテ寒窓ヨリ入ル」〔→白居易

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